《雅羅・/・襍懐古〝山の花ⅩII〟❖ ’24-225 ❖》

タカネシュロソウ(高嶺棕櫚草) シュロソウ科(Melanthiaceae)
学名:Veratrum maackii Regel var. japonicum (Baker)
T.Shimizu f. atropurpureum (Honda) Kitam.
別名:ムラサキタカネアオヤギソウ(紫高嶺青柳草)
タカネシュロソウ(高嶺棕櫚草)は日本固有種で、高山性多年草。
本州の中部以北の高山の草地に自生、根茎に有毒のアルカロイドを含む。
シュロソウ(棕櫚草)の高山性変種で茎高20~40㎝。
亜高山~高山のやや乾いた草地や礫地に自生している。
シュロソウとは茎の基部に棕櫚の繊維に似た古い葉鞘が残ることに拠る。
葉は根生か、茎下部に集まり、長さ6~15cm、幅0.8~1.5㎝の線状披針形。
茎頂の円錐花序に、直径約1cmの花を多数つけ、雄花と両性花がつく。
花は紫褐色。花弁は6枚で長さ5~6㎜の楕円形~倒披針形。
雄蕊6個は、花被片のほぼ半分の長さ。花柱3。

赤岳県界尾根の上部は、こんな鎖場が数か所あった。
初登山のルートとしては???
一人ひとりが鎖場を降りるので辺りの植物を探せた!!

《 赤岳登山で見た花〝高嶺棕櫚草〟8月草花ⅩII  ❖ 1962/夏 ❖ 》
赤岳登山で岩場のスリル感、高山植物に惹かれてしまった。
2年後には、高校の先生方と級友とで白馬から唐松岳を縦走した。
その折、八方尾根を下る途中で高嶺棕櫚草と出会えた。
花姿が脳裏に焼き付いている。

「令和陸年(皇紀2684年)8月12日、記」


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