《雅羅・/・ 襍画〝火と水〟!!  ❖ ’24-4 ❖》

泉の森・引地川源泉(大池)から... 泉の森・引地川源泉(大池)から流れ出る場所。
ここの柵のところに地中より湧き水が湧いている。
大池の近くに、水車小屋を、公園... 大池の近くに、水車小屋を、公園にするとき設置した。
泉の森から流れ出した小川。ふれ... 泉の森から流れ出した小川。ふれあいの森に向かう小川。
このあたりまで鮎が遡上する。
ふれあいの森に入ると、熊野神社... ふれあいの森に入ると、熊野神社下に通じる。
地元民の初詣りで溢れて、長蛇の列を作っていた。
丘上、画面右が、社である。なん... 丘上、画面右が、社である。なんとも温かみある焚き火。
焚き火脇では、獅子舞等お囃子。... 焚き火脇では、獅子舞等お囃子。実に楽しい風景。

《 元日に思った事, 丙寅 甲子 》
元日の恒例散歩・初詣りに出掛けると、結構の人々と行合った。
泉の森は、引地川の水源地。水源地(大池)には湧き水がある。
水源地は、一般に開放されていないが、希少な植物も見える。
 元日の朝に初めて汲む水を「若水(わかみず)」と云う。
歳徳神に供える神聖な水のことを云うらしいが、
若水(新しい水の意)、生華水(しょうかすい)、初釣瓶(はつつるべ)とも云う。
 若水を汲むのは年男(一般には一家の主)の役割とされる。
日本的には、主婦こそが、実質的一家の主、と子供心に思った記憶がある。
若水を汲む際、手順や使用する道具、汲む際に唱える言葉等、決まり事がある。
 又、若水を飲むと一年中、邪気払い、若返りの霊力があるとも言われている。
万葉集や古事記にある様に飲むと若返る変若水(おちみず)信仰から来ている。
子供の頃、ご近所の井戸水を汲み分けてもらいに行かされた。
正月の生花。雑煮等にも井戸水を使っていた。小さな事だが良き風習だ。
 
能登半島の大地震、あらためてお見舞い申し上げます。
 
初詣に参る熊野神社は、小さな社だが獅子舞等の風物詩も見られる。
脇の焚き火がとってもあたたかく正月風情を感じ好きな瞬間。
新年の新しい火と言った感じだろうか。
生活になくてはならない火だ。新年を迎えた時に行われた行事を思う。
現代では大分廃れてしまった行事!?!
きりび(鑽火または切火)、こんな表現は、今やあまりきかなくなった。
「きりび」は檜の様な堅い木で作った火鑽臼(ひきりうす)と呼ばれる板に、
堅い木質の山枇杷(やまびわ)などで作った、
火鑽杵(ひきりぎね)と呼ばれる棒を揉み込んで熾す火で、神聖な火。
新年を迎えるに際し鑽火を熾す鑽火神事。生まれた清い火を、参拝者に分ける。
京都の八坂神社で大晦日から元日にかけて行われる白朮祭(おけらまつり)、
典型的な、かつ有名な行事。
参拝者は鑽火を火縄に移して持ち帰り、この火種から熾した火で新年の雑煮を作る。
鑽火は、木と木の摩擦から生まれた新しい火で清浄な火。
鑽火神事は、清浄な火によって新しい一年を迎えようというもの。
白朮祭の朮(おけら)という植物、根茎を乾燥させ、砕いて漢方の生薬とした。
本殿前で鑽火を点火した鉋屑(かんなくず)にこの生薬の朮が混ぜられている由。
「きりび」、火打石と火打金とを打ち合わせて出した火、「切火」も清浄な火。
今までの火を受け継ぎ絶やさないようにして、新しい年を迎えると意味する。
大晦日の晩に囲炉裏に正月中持つように大きな樫(かし)等の堅い材質の木をくべ、
火を絶えさせない。この様な薪木片を世継榾(よつぎほだ)と呼ぶ由。
今や囲炉裏自体がなくてこんな風習は、消えてしまったが残したい風習。
家が代々絶えることなく続くことを願った行事、「世継榾」と云う位だから。
×     *     *     *     *
身近な里山を歩いていて、コロナ禍をおもうこともあった。
焚き火とか、バーベキュウ禁止。詣でる社の階段、一段おきに!!
水と火、震災を思うと、この2つの重要さをおもった。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月4日、記」

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《雅羅・/・ 襍画〝玄関飾り〟甲辰歳  ❖ ’24-3 ❖》

《雅羅・/・ 襍画〝玄関飾り〟...
《雅羅・/・ 襍画〝玄関飾り〟...
干支・辰土鈴。 干支・辰土鈴。
 
 
《我が家の龍 神 様+α  》
元日から世の中・・社会は、混沌としている。
時間は戻らない。先を見て心し、進むしかない。
辰(龍)歳の今年、我が家玄関を彩ってるは土鈴。
毎年、干支の土鈴を飾って、来客をお迎えしている。
子供の頃は、元旦(一日朝)鎌倉鶴岡八幡宮へ家族で初詣。
2日は、近所へ年頭のご挨拶。子供としては、お年玉が目的。
3日は、車で川崎大師に詣でた。知人宅に年頭の挨拶も兼ねて。
父親達は、箱根駅伝の大ファン、横浜駅近くで復路走者を応援。
その後に厄除け大師(川崎大師)へ。祖父時代よりの初詣行事。
元旦は、お宮へ。そして3日は、川崎の川崎大師平間寺へ。
難しい事は別として神仏習合(混交)はあって良いと思える。
江戸時代まで鎌倉の八幡様は、鶴岡八幡宮寺と称していた。
*       *       *
土鈴は、干支土鈴として鶴岡八幡宮で年頭に求めるのが最初だったか。
そして僕が松本で求めた道祖神土鈴が始まりで、土鈴収集が始まった。
特に母は、土鈴に関心を持ち色々と集め、膨大な数に上ってしまう。
かつては、個々神社で独特の土鈴が存在しお参り土産で集めのめり込む。
更には、土鈴作家物も諸々集め干支に即して飾るようになり今がある。
我が家のお守り。近年は、孫たちを思って雛土鈴等も飾っている。
全国各地には、其々特有なものがある。旅の折々に探そうとも思う。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月3日、記」
 
zakkaboh_pfs.jpg



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《雅羅・/・ 襍画  〝正月2日〟年頭  ❖ ’24-2 ❖》

江ノ島神社、瑞心門(ずいしんも... 江ノ島神社、瑞心門(ずいしんもん)。龍宮城を模した楼門。
「奥津宮」源頼朝が建てた鳥居。... 「奥津宮」源頼朝が建てた鳥居。
江ノ島神社各所の鳥居は、独り個別にくぐる。
一緒にくぐると縁が切れてしまう、という言い伝えがある。
「奥津宮」内に龍宮大神(龍宮・... 「奥津宮」内に龍宮大神(龍宮・わだつみのみや)がある。
中々の迫力の龍像。... 中々の迫力の龍像。


箱根・芦ノ湖湖畔にたたずむ九頭... 箱根・芦ノ湖湖畔にたたずむ九頭龍神社。




お守りも今年は龍紋模様。... お守りも今年は龍紋模様。




《  龍 神 様  》
元日を穏やかに過ごせるか、と思っていたら能登の大地震。
言葉をもてなかった。
金沢周辺の災害地、不安を取り除くべ早急な救援をお願いしたい。
而して2日にも大きな事故が起こった。飛行機の延焼事故。。
飛行機内が、火だるまと化してる光景、初めて見たが。
昔、旅先の駐車場で車数台が延焼する場に遭遇した事があった。
車載の自転車は、フレームを残して綺麗に燃えてしまって。
燃え上がる車中から聞こえる破裂音等々に唖然・呆然、見てるしかなかった。
TVNewsを見ながら、嫌なことを思い出して、背筋がゾォッと・・。
新年そうそう、大変なことが続く。何なんだ、この事象。心するしかない。
×     *     *     *     *
今年の干支は、龍(辰)。近間で龍神様が祀られてる社は、2箇所。
2箇所とも鎌倉時代まで遡る社。往時の幕府要人が密接に関係している。
鎌倉を代表する寺、円覚寺の洪鐘祭と江島社も参加している(神仏混交)。
江ノ島は『龍の住処』と言われ、関東の龍神参拝の要所であもある。
江島神社(江ノ島神社)は、日本三大弁財天のひとつで、三姉妹の女神様を祀る。
長女が祀られる「奥津宮」内に龍宮大神(龍宮・わだつみのみや)がある。
悪縁切りの御利益あるとされる・・「奥津宮」(江ノ島神社)。
最も高台に鎮座する多紀理比賣命を祀っている奥津宮(おくつみや)。源頼朝が建てた鳥居。
拝殿天井には、眼光が鋭い『八方睨みの亀』。
奥津宮社の脇には、龍神が祀らている龍宮(わだつみのみや)がある。
ここに龍神伝説がある;
五つの頭を持つ暴れん坊の龍がいて、天女が来て「暴れるな」と説教。
龍は天女に一目惚れ、「暴れないと約束したら結婚してあげる」と天女。
龍は暴れん坊を卒業、天女と結婚(人々に尽くす良い龍に生まれ変わる)。
この奥津宮・龍宮の真下は、“龍の住処”と言われる洞窟がある。
江ノ島は龍神伝説が残る聖域だが、鎌倉幕府要人とも縁がある。
『太平記』によると・・・
 北条時政は、幕府草創の始めに江の島へ参籠して子孫繁栄を祈った由。
 祈ること三七日(21日)の 満願の夜、、、
赤い袴に裏が青い衣を着た美女(弁財天)が忽然と時政の前に現れた。
 美女(弁財天)は時政に・・・ 「お前の前世は箱根法師である。
 六十六部の法華経を書写して、
六十六箇国の霊地に奉納した功徳で、
この世に生まれ変わった。
子孫は永く日本の主となって繁栄するであろう。
 ただし、正しい行いをしなければ七代以上は続かない。
 私の言うことに不審があるなら、国々の霊所を見てみよ」と告げた。
 美女(弁財天)は二十丈(約60m)の大蛇(龍)
となって海中へと姿を消すが、その折、大きな鱗を3つ落としていった。
 時政は「所願成就した」と喜び、3つの鱗を北条の旗の紋とした由(ミツウロコ)。
 そして、美女(弁財天)のお告げのとおりに国々の霊所へ人を遣わすと、
奉納した法華経の筒の上に「大法師時政」と書かれていた。
江島神社御神紋は龍神三つ鱗。江の島は、龍神信仰と弁財天信仰が習合した島。
 
又、箱根・芦ノ湖湖畔にある箱根神社境内にある九頭龍神社新宮。
芦ノ湖の守護神、九頭龍大神をお祀りする神社(仔細は、略)。
*     *     *
僕等年代の者、何かの折、唱えた表現!!
〝かみさま・ほとけさま〟と手を合わせ、言ってたことを思い出した。
願わくば、今年一年が安寧にあってほしく希す。 
 
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月2日、記」

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《雅羅・/・ 襍画 〝2024〟年頭  ❖ ’24-1 ❖》

甲辰 丙寅 甲子(2024/1... 甲辰 丙寅 甲子(2024/1/1)
元日の昼間、我が身・知人達の安全を祈願してきたのに!!
自然は、何を暗示しているのだろう。
《 肇歳(ちょうさい)から驚愕 》
我が住む地の元旦は、穏やかに初日の出を拜む事ができた。
大晦日~元旦は、メールやネット電話で寝る時間などない程に徹夜。
年賀状を出さなくなって久しいが電話は、結構便利だ。
眠気覚ましに、近所の熊野神社に詣でた。近在の人で混んでた。
帰宅して、捜し物に没頭。夕方、携帯に緊急連絡情報が!?!
見て言葉を失う。金沢の親類家族は、無事に由。 
被災された皆様、而してブログルの皆さん、お見舞い申し上げます。
まだまだ予断を許さないことと存じます。慎重に活動されますように。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月1日、記」

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《襍・/・囈  〝2023回顧(3)〟  ❖ ’23-143 ❖》

洪鐘祭・・ポスター。 以下、祭... 洪鐘祭・・ポスター。
以下、祭礼行列の点描。
《襍・/・囈  〝2023回顧...
《襍・/・囈  〝2023回顧...
建長寺山門前の祭礼儀式。 建長寺山門前の祭礼儀式。
《襍・/・囈  〝2023回顧...
稚児行列参加母子。 稚児行列参加母子。
《襍・/・囈  〝2023回顧...
《襍・/・囈  〝2023回顧...
《襍・/・囈  〝2023回顧...
《襍・/・囈  〝2023回顧...
《襍・/・囈  〝2023回顧...
《襍・/・囈  〝2023回顧...
洪鐘(おおがね)をイメージした... 洪鐘(おおがね)をイメージした手編みの帽子。
洪鐘祭り関係者の意気込みが感じられる帽子。
円覚寺・地元神社等々社寺の関連性が垣間見られる。


《襍・/・囈  〝2023回顧...
《襍・/・囈  〝2023回顧...
竹の花。古民家「あしがり郷瀬戸... 竹の花。古民家「あしがり郷瀬戸屋敷」広報より転載画像。



《襍・/・囈  〝2023回顧...
今年は、紅葉・黄葉鑑賞が叶わな... 今年は、紅葉・黄葉鑑賞が叶わなかった。
どことなく感傷的な歳の瀬である。


《半世紀~一世紀前を思う;???》
1965年4月8、9日に円覚寺で洪鐘祭が、催されこの目で観た。
祭礼行列では、前回は見られなかった面掛け行列。一世紀ぶりの復活だ。
面掛行列自体は、坂の下で毎年開催されているが洪鐘祭では前回なかった。
感慨を新たにし、而して祭礼の神仏混淆を思い伝統文化の復活を切に期す所。
前々回の洪鐘祭は、1901年に開催された。時間的経過を思うと!!
そんな120年を思っていたら“120年に一度!?咲く”花の記事を見た。
神奈川県開成町で竹の「花」が開花した、と。
江戸期から残る古民家「あしがり郷瀬戸屋敷」(神奈川県開成町金井島)。
屋敷敷地内の竹林で咲いているのが見つかったというのだ。
敷地北側に位置する竹林の100本程度の「紋竹」に花がついた由。
一見すると花というより稲穂の様で独特な形で先が割れ雌蕊と雄蕊が確認でる。
細く伸びた花が垂れ下がる。これ又、不可思議な姿だ。
瀬戸屋敷は、江戸期に名主を代々務めた瀬戸家屋敷で、
母屋は300年前に建った。
竹林もその当時に植えられたと考えられている。
現在に至るまで何回、花を付けたか?
竹の花は一斉に咲いて枯れることから、古くより凶兆ともされてきた。
枯れ倒竹した竹の花が、地面に触れたところから新たな竹が生えてくる由。
なんとも驚きと共に不可思議な現象(開花)である。
人生に一度見れるか否か??なんとも不可思議な感覚である。
2023年の事象、60~120という数字、気が遠くなる!!
我が2023年度の2大事象として挙げたい。
 
今年は、余り行動が持てなかった。
来たるべく新年は、頑張り行動したい。
 
ブログルの皆さん、来年も宜しくお願い申し上げます。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月31日、記」

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《襍・/・囈  〝2023回顧(2)〟  ❖ ’23-143 ❖》

ブッシュカン(佛手柑) ミカン... ブッシュカン(佛手柑) ミカン科(Rutaceae)
学名:Citrus medica var. sarcodactylus
ダイダイと比べると大きさがわか... ダイダイと比べると大きさがわかる。
正月飾りに似合う!! 正月飾りに似合う!!
見慣れた飾り付けに比べ迫力があ... 見慣れた飾り付けに比べ迫力がある。魅せる!!
《襍・/・囈  〝2023回顧...
 
《 幸運を呼ぶ果実!?! 》
これが柑橘!?!と驚く程の形の奇妙な柑橘植物である。
"縁起物"として有名な『仏手柑-ブッシュカン-』だそうだ。
ミカン科ミカン属の一種で檸檬や香母酢や柚子等と同じ香酸柑橘類。
Citrus(シトラス)は、レモンの木に対する古い呼び名。これが属名になった。
元はインド原産「シトロン」の変種で、果実の形が手の指に似ており
千手観音を思わせることから「仏手柑」と呼ばれるようになった由。
ブッシュカンには実がない。断面は、どこを切っても白い綿の様である。
更には、仏手柑は、桃、ザクロと共に縁起が良いと言われている。
果物の吉祥文様の三果文(サンカモン)のひとつとも云われている由。
仏手柑(ブッシュカン)は縁起物としてお正月の飾りにも使われている。
一般的に流通量が少ない仏手柑(ブッシュカン)、多用されるのは年末年始。
値段的にも高価、他の柑橘類に比べるとであるが。
お正月のお供え餅の上に橙(ダイダイ)を載せるのは、普通だろう。
仏手柑(ブッシュカン)も正月の飾りに使われている(実際に見たことは無い。
飾り棚にしつらえるだけで雰囲気のある空間になる事は想像に難くない。
枝先に水引をつけ、和紙を引いて飾ってみるとお正月らしい雰囲気だ。
変わった果実を用いるお正月の飾りに使ってみたい。
*      *      *
仏手柑は、果皮と葉にユズ(柚子)等の柑橘類に似たシトラスの強い芳香がある。
果肉が無いので分担同様、皮の渋を抜いて砂糖菓子やマーマレードにして食用とする。
皮を乾燥させ漢方薬とする。そして花言葉には「本当の私を見て」「媚びない美しさ」。 
樹高2m前後。葉は、互生。葉腋から総状花序~円錐花序を出し、白花、花弁5枚。
果肉色は、黄色。実重量、50g。収穫期:12月~1月。
*      *      *
今年の己は、諸々の事情で行動が思うように出来なかった。
仲間も気遣ってか??探訪のお誘いもなかった。
我慢して、漸く動ける状態になってきた。
動けないことで、利点もあった。植物観察記録を読み返せた。
記録資料は、両親のものだ。それを見てブログに使えて幸運だった。
来年は、より良き年になってほしくせつに思ってやまない。

「令和伍年(皇紀2683年)12月30日、記」

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《襍・/・囈  〝2023回顧(1)〟  ❖ ’23-142 ❖》

中央・FUJiFILM-GFX... 中央・FUJiFILM-GFX-100II,上左LeikaIIIf,上右NikonSP,
左下NikonZf、右下Nikon8
《 フィルムカメラ~デジカメ〝2023・名機〟!?! 》
レンジファインダーから一眼スタイルの現代カメラ。変異は目を見張る。
仕様はどんどん進化しているが、レンジファインダースタイルが好きだ。
それ故、FujiFilmのX-Pro3やX100Vは、目を離せない。
他方、一眼スタイルのデジカメの中に今年は嬉しい機種が登場した。
この所、一眼デジカメメーカーで元気がなかったNikonが開眼したのだ。
そのNikonのすごい機種のひとつが、古いスタイルのデジカメ・・Zf。
クラシックスタイルと最新テクノロジーの融合は、素晴らしいの一言。
そして、今後の方向性を示す機種、技術のNikonらしいZ8が発売された。
仕様等の詳細は、専門家の記事に譲るとして一ファンとして注目をしている。
個人的には、撮影範囲的に関心を持つラージフォーマットセンサのカメラ。
FUJiFILM GFX100IIの発売は、驚きを持って・・わくわくした。
そして中判カメラに適したティルトシフトレンズが2種類発売される。
フジノンレンズGF110mmF5.6 T/S Macro、GF30mmF5.6 T/S。
植物写真や建築・静物写真を撮る者にとって待望のレンズだ。
今年一年は、怪我や諸事情で撮影行脚が出来なかった、来年は、と思う。
それにしても高価な機材が、ランキングサイトの上位にくる!!
我が国の生活環境は、安全・安心なのだろう。来年は、行動の一年にしたい。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月29日、記」

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《襍・/・画  〝冬景(32)〟  ❖ ’23-141 ❖》

マサキ(柾・正木) ニシキギ科... マサキ(柾・正木) ニシキギ科(Celastraceae)
学名:Euonymus japonicus Thunb.
別名:カイガンマサキ
マサキの葉。 マサキの葉。
マサキの花。 マサキの花。
マサキの実(今の季節でも見られ... マサキの実(今の季節でも見られる)。
マサキ・・・の生け垣。 ※ 画... マサキ・・・の生け垣。

※ 画像は、借り物 ※
《 備忘録(歳の瀬頃に観たい〝樹・花・葉・実V〟)!?! 》
自生種は、海岸近くの林内や林縁、暖地に多く見られる。
生垣などによく使われ園芸品種も多い。
樹皮は暗褐色。縦に浅い溝がある。本年枝は緑色で丸い。 
葉は対生で楕円形。葉質は厚い革質で表面に光沢があり縁に浅鋸歯。
葉腋から集散花序を出し、黄緑色または緑白色の花を7〜15個つける。
花は直径約7mm。花弁、萼片、雄蕊は4個。花盤が発達し、雄蕊は花盤の縁につく。
果実は朔果。直径6〜8mmの球形で、冬に紅色に熟し、4裂する。
種子は橙赤色の仮種皮に包まれ、落ちずにぶら下がる。
花期は6〜7月。 冬芽は、長卵形。芽鱗は6〜10個、十字対生状に並ぶ。
 生垣によく見る黄色の斑入りはフイリマサキでキンマサキともいう。
白色の班入りはギンマサキ。
類似種に蔓性のツルマサキ、半蔓性のツルオオバマサキがある。
*      *      *
何気なく歩いていると、これらの柾木の生け垣が観える。
庭師・植木屋さん、伝統的 “和の美” がそこにある。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月28日、記」

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《襍・/・画  〝冬景(31)〟  ❖ ’23-140 ❖》

サルトリイバラ(猿捕茨) サル... サルトリイバラ(猿捕茨) サルトリイバラ科(Smilacacea)
学名:Smilax china L.
別名:サンキライ(山帰来)
サルトリイバラの葉 サルトリイバラの葉
サルトリイバラの花。 サルトリイバラの花。
サルトリイバラの樹全体。 サルトリイバラの樹全体。
サルトリイバラの茎・・棘。 サルトリイバラの茎・・棘。
サルトリイバラの実 1 サルトリイバラの実 1
サルトリイバラの実 2 サルトリイバラの実 2
山帰来餅・・・見掛ない!?! ... 山帰来餅・・・見掛ない!?!

※ 以上画像全て借り物 ※
 
《 備忘録(X'mas頃に観たい〝樹・花・葉・実 IV〟)!?! 》
サルトリイバラ;
つる性半低木、山野の草原や林内、林縁などに生える。
茎は緑色で硬く地面から直立し節ごとに曲がり枝に刺がある。
刺と葉柄の巻き髭で周囲の樹木などに絡み茎を伸ばす。
巻き髭は托葉が変化したもの。葉は互生、葉身は、楕円形。
葉先は少し尖るが基部円形で全縁。革質で3脈が目立ち光沢がある。
葉柄には、托葉から長い巻き髭が1対ある。雌雄異株。
葉腋から散形花序を多数出し淡黄緑色の小さな花を多数つける。
花弁は6枚、長楕円形で上部はそり返る。雄花の雄蕊は6個。
雄花の雌蕊と雌花の仮雄蕊は共に退化し殆ど目立たない。
果実は、球形の液果で秋に真っ赤に熟す。
種子は、球形で果実に1個だけ入る。
冬芽は、褐色を帯びた半透明1個の芽鱗に包まれる。
和名由来は、刺が鋭く絡まると猿も逃 げられないと云う事から。
トゲナシサルトリイバラ は、茎にほとんど刺の無い変種。
果実や葉が大きく、葉の先端が円頭~凹頭。落葉が2月頃と遅い。
*      *      *
クリスマスに大活躍する。花屋で冬の赤い実と云えば「サンキライ」。
「サンキライ(サルトリイバラ)」とは;
山に入った病人がこれを食べ、元気に回復して戻ってきたことから
「山帰来(サンキライ)」という俗称がついた。
江戸時代ドブクリョウ(サンキライ)は生薬として中国から輸入された。
日本に自生していた、近縁の植物(サルトリイバラ)も、
ドブクリョウの代用として使われており、呼び名を混同したか。
園芸店、花屋では「サンキライ」名で流通している。
切花としての出回り時期:10~1月

「令和伍年(皇紀2683年)12月26日、記」
 
 
 
 




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《襍・/・画  〝冬景(30)〟  ❖ ’23-139 ❖》

和風な広告!!... 和風な広告!!





ヤドリギ(宿り木、寄生木) ビ... ヤドリギ(宿り木、寄生木) ビャクダン科(Santalaceae)
学名:Viscum coloratum (Kom.) Nakai
synonym; Viscum album L. var.coloratum (Komar.) Ohwi.
別名:寄生(ホヤ)、トビヅタ
《襍・/・画  〝冬景(30)...


果実。 果実。
プロペラのよう枝と葉。 プロペラのよう枝と葉。
《襍・/・画  〝冬景(30)...
《 備忘録(X'mas頃に観たい〝樹・花・葉III〟)!?! 》
落葉広葉樹に寄生し丸い玉状に繁茂。枝は、二叉分枝を繰り返し広がる。
葉は対生、葉身は倒披針形〜へら形で全縁。革質で厚く両面とも無毛。
プロペラのように見える面白い葉形。雌雄別株。
雄花は3〜5個、基部に小さな苞が2個。花弁は黄色で4裂、雄蕊4個。
雌花は1〜3個ずつ付く。花弁4裂し雄花より小さく、雄蕊がない。
果実は液果、球形で淡黄色に熟し種子は粘液質で果肉に包まれる。
鳥の嘴についたり、糞と一緒に排泄されたりして散布される。
粘液質は、鳥の消化管では消化されない。排泄後も宿主に粘着してる。
果実の赤いものは、アカミヤドリギといわれ、まれに見られる。
エノキ、ケヤキ、ブナ、ミズナラ、クリ等の落葉広葉樹に寄生する。
 
古き日本の『万葉集』の中でも詠まれている。
あしひきの やま(山)のこぬれ(木末)の ほよとりて
かざ(挿頭)しつらくは ちとせ(千年)ほ(寿)くとそ (18/4136,大伴家持)
 
西欧では、ケルト人がセイヨウヤドリギを神聖視した。
宿主が落葉した後も、これは緑を保つからとされる。
彼らは、冬至の日にこれを祭壇に捧げるなどしたが、
この習慣はキリスト教のクリスマスに引き継がれた。
欧米では、クリスマスにセイヨウヤドリギの小枝を戸口に飾る。
男性は、この下に居る女性にはキスをすることが許され、
the kissing under the mistletoe との語がある。 
ロマンティックな樹木「ヤドリギ」、日本では余り馴染みが無い樹だが。
和名を「宿り木」「寄生木」と書くは、落葉樹に寄生する半寄生植物が故。
半分だけ宿主の樹木から水分や栄養を摂取、自らも光合成をするという。
枝的で大輪花の様な艶やかさはない。が、透明感ある実と枝の形がいい。
*      *      *
神奈川県藤沢市北部田園地帯の神社境内に立派なヤドリギが観える。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月25日、記」

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