今年の読書(15)『姐御刑事(アネゴデカ) : 大量爆殺』南英男(徳間文庫)
Jan
29
32歳で女暴走族の総長でしたが、母親は暴漢に襲われその後に自殺、父親も敵対する暴走族との抗争で亡くなると、生活を改めて警察学校に入った経歴をもちます。
『姐御刑事』に続くシリーズ2冊目ですが、元暴走族ということもあり、男勝りの言葉と空手二段の特技で、軟弱な男には見向きもしない性格設定がされていて、小気味良いテンポで読み進めます。
人気ニュースキャスターがクレーン事故に見せかけて殺されるところから物語は始まりますが、過去の爆破事件との関連で、捜査は思わぬ方向に進んでゆきます。
警察社会の内部実態はわかりませんが、どうも警察関連の小説は、「キャリアとノンキャリアの区別」「警視庁と所轄の警察の上下関係」「捜査〇課と捜査〇課の対抗意識」「主人公の男刑事は離婚している、もしくは離婚協議中」といったステレオタイプ化された内容が多いのが、気になるところです。
Posted at 2012-01-29 04:08
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-01-29 13:10
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-01-29 04:43
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-01-29 23:42
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-02-01 15:47
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-02-02 01:15
People Who Wowed This Post