今年の読書(122)『京都と闇社会』一宮美成+湯浅俊彦(宝島SUGOI文庫)
Nov
11
ルポルタージュとして、各章の書かれた年代は1990年代前半からですが、当時は事件を聞いても関係なく見過ごしていました。
京都政財界の黒幕<山段芳春>、暴力団・会津小鉄会<高山登久太郎>、芸能界のタノマチ・佐川急便・<佐川清>など、京の黒幕と呼ばれた人たちはすでに鬼籍に入っています。
第一部として、武富士の京都駅前地上げ事件、闇の帝王<許永中>、山口組若頭<宅見勝>暗殺事件などの暴力団にまつわる内容です。
第二部として、西本願寺の「差別発言でっち上げ」事件、阿含宗<桐山靖雄>、<細木和子>と久保田家石材との関係、「無量寿寺」の正体など、宗教関係のレポートが続きます。
副題にある<ことを支配する隠微な黒幕たち>のごとく、ドロドロとした泥臭い話ばかりですが、時間をおいて再度事件を検証してみるというのも新しい発見があり、面白く読み切れました。
Posted at 2012-11-11 14:13
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Posted at 2012-11-12 00:14
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Posted at 2012-11-11 14:37
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Posted at 2012-11-12 00:16
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Posted at 2012-11-11 20:28
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Posted at 2012-11-12 15:42
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