神奈川県警機動捜査隊に所属する女性刑事<クロハ>を主人公として、日本ミステリー文学大賞新人賞を 『プラ・バロック』 で受賞、その続編の 『エコイック・メモリ』 も衝撃的な内容で最後まで一気に読ませる内容でした。
本書は現在の機動捜査隊に所属する以前の<クロハ>を描いた短篇集で、<クロハ>の日常と事件ををリンクさせながら、6話が納められています。
本書のタイトルは短篇のひとつで、ミステリーなので説明できませんが「なるほど」という内容で、最終の短篇に書かれた最後の一行は、<クロハ>の性格をよく表しており、見事です。
所轄の地域課から自動車警邏隊に配属された<クロハ>ですが、殉職した警察官の父親との家庭問題を含め、現在に至る<クロハ>の背景が垣間見れる内容で、また冷静沈着な捜査がにじみ出ている構成で面白く楽しめました。
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Posted at 2014-08-24 11:47
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Posted at 2014-08-24 15:39
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Posted at 2014-08-24 15:37
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Posted at 2014-08-24 15:41
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