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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(138)『柿のへた』梶よう子(集英社文庫)

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今年の読書(138)『柿のへた...
主人公<水上草介>は20歳で薬草栽培や生薬の精製に携わる小石川御薬園の同心となり、2年が経過しているところから物語は始まります。
のほほんとした性格からまわりの者からは<水草>と呼ばれていますが、人並み外れた草花の知識を持ち、押し葉を趣味とする人物です。

この御薬園は西側は芥川家、東側は岡田家が治めていますが、真ん中を通る仕切り道に沿い東側には「小石川療養所」があり、園内で起こる様々な出来事に<草介>は漢方の処方のように植物を通してもめごと解決していきます。

芥川家には若衆髷に袴姿で剣道に励む男勝りの17歳の娘<千歳>がおり、ふがいない<草介>を後押しして問題を解決する、いい脇役を務めています。

9話の短篇が治められており、花好き植物好きの方にぜひ読んでいただきたい、おすすめの一冊です。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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birdy
Commented by birdy
Posted at 2014-11-18 14:29

「柿のへた」ですか。
今の季節にtimelyなタイトルですね。

昨日、つるし柿を作りました。
楽しみです。

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2014-11-18 15:15

植物好きの方には、薬草がいい脇役を務めていますので、面白いと思います。
「柿のへた」も、読めば意味が分かるのですが・・・。

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