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- 『京都 大文字送り火 恩讐の殺意』柏木圭一郎(小学館文庫)
主人公の<星井裕>は料理写真や旅情モノをメインに撮影している46歳のプロカメラマンです。
葵祭の取材を済ませ、京都の有名料理店の取材で撮影をこなしていたところ、お盆最後の行事「五山の送り火」の「大」の字が歪んでいるのに気が付きます。
「大」の字を汚すように今日の名店「料亭みなみ川」の主人<南川和雄>が他殺死体で発見され、<星井>は、元妻であり現在は京都府警の刑事をしている<安西美雪>と共に事件の捜査に乗り出していきます。
1200年尾歴史を背負いながら、名店としての重みを守らなければいけない運命に翻弄されるミステリーになっています。
著者は京都生まれの京都育ちだけに、地元ならではB級グルメなども登場、旅情感あふれる一冊でした。
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