湊川神社の境内には種々の<サクラ>が植えられており、まだ花が咲いていない品種もありますが、きれいに咲いています【ケイオウザクラ(敬翁桜)】です。 1930(昭和5)年、久留米市山本の<良永敬太郎>が、中国製の「シナザクラ」を台木に、「ヒガンザクラ」の枝変わりとして栽培された品種で、同じ久留米市に住む<弥永太郎>が、<敬太郎>の一字を取って(敬翁桜)と名付けました。 枝の伸びが良く、枝を切りこんでも弱ることがありませんので、生け花の花材として重宝されている品種です。