『親子の肖像』 で始まる<アナザーフェイス>シリーズも本書で第8作目になりました。
主人公は、元捜査一課で活躍していた<大友鉄>警部補ですが、シングルファーザーとして一人息子<優斗>(彼も本書では、中学2年生になっています)のために残業の無い総務課に移っていますが、高い捜査能力を買われ、各課のお手伝いに駆り出されます。
今回も、、捜査二課の結婚詐欺事件の捜査に関わる<大友>です。詐欺グループの一員かと思われるスポーツジムノインストラクター<荒川美智留>の内偵を得意の演技力で」続けるうちに、詐欺を働いていた男が殺される事件が起こり、事件の裏に潜む複雑な事情が浮き彫りにされていきます。
文中同期の捜査一課の<高畑敦美>の挙動がおかしい描写が何回か出てきますが、読み手は刑事の彼女も結婚詐欺の被害者かなと勘ぐらせ、最後に真相が分かります。
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Posted at 2017-04-16 20:00
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Posted at 2017-04-16 20:10
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