ゴミムシ(塵虫、芥虫)は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科、あるいはこれに近縁な科の類の中から目立ったものを除いた、雑多なものをまとめて呼ぶ名称ですが、日本では1000種以上が分類され、大きさも数mmから数cmまでと様々で、黒色のものが多いが緑や藍の金属光沢を持つ種類もあり多彩なだけに、同定するのが難しい昆虫です。
湿地、樹上、海浜、洞くつ、草地や河原など生息環境が特有の種類も多く、環境指標にもなります。
多くは地表を徘徊しながら生活し、翅が退化して飛べなくなった種類もあります。飛べない種類群では系統の分化が著しく、孤立した島のような場所では、固有種となりやすい傾向があります。
多くのゴミムシは人間の生活とは無縁ですが、防御のために毒液を放つもの(オサムシ類)、家屋周辺に生息して照明に飛来たり徘徊して家屋に侵入するもの(ゴモクムシ類、その他のゴミムシ類)、強烈な悪臭を放つもの(ホソクビゴミムシ類)などが不快な虫として挙げられます。
今まで何種類か 「ゴミムシ」 として同定できないままにアップしていますが、体長8ミリ程度、全体の形から一応【マルガタゴミムシ】としました。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account