アニメ「めぐみ」の上映会拡大@拉致問題対策本部
Jun
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アニメ「めぐみ」は平成20年に日本政府が作成。<めぐみ>さんの誕生から拉致、さらに救出に奔走した両親の<滋。さん(86)、<早紀江>さん(83)夫妻の長年の苦闘を約25分で描いた作品です。
拉致問題の発生から長期間が経過し、風化が指摘される中、政府は被害者とその家族の思いや現状に理解を深めてもらおうと各地で集会やイベントを開催。家族らの講演や映像資料による啓発を進めています。映像を使った政府・自治体の共催イベントは昨年度、全国で約30回行われましたが、アニメ「めぐみ」の上映は一度もありませんでした。
これまでに啓発で主に使われた映像は、<横田>夫妻ら家族の救出運動やインタビューを収録した米国のドキュメンタリー映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」(2006年公開・原題「アブダクション」(拉致)」でした。各地の自治体からは、住民が理解を深めるための多様な情報発信を求める声が政府に多く寄せられていました。