< 「ユリヤガイ」(画像:萩博物館) >
山口県の萩博物館(萩市)は、萩市の離島・見島で、国内では限られた場所でしか見つかっていない「ユリヤガイ」を、生きた状態で約30年ぶりに確認したと発表しています。
水産大学校(下関市)の<村瀬昇>教授の協力で、同館の<堀成夫>総括研究員が25日、島の砂見田ケ浜(さみだがはま)沖数百メートルの深さ約2~3メートルの海中を調べました。「ユリヤガイ」の餌になる海藻や周辺の砂、小石などを採取して調べたところ、体長約5ミリの生きた「ユリヤガイ」2体を確認しています。
「ユリヤガイ」はアサリやハマグリのように2枚の貝を持ちながら、カタツムリのような巻き貝の本体を持つ緑色の貝。
1962年5~6月に見島で実施された調査で国内で最初に存在が確認され、これまでに下関市の角島や伊豆半島、沖縄などで見つかっています。見島では1980年代初めまで生きた「ユリヤガイ」が確認されていましたが、近年は海岸に漂着する貝殻も激減していました。
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Posted at 2019-07-31 17:40
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Posted at 2019-08-01 00:36
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Posted at 2019-07-31 18:16
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Posted at 2019-08-01 00:37
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