植民地時代のインドを生きた詩人、非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞したインドの<ラビンドラナート・タゴール>(1861年5月7日~1941年8月7日)。詩だけでなく2000曲以上の歌を作った<タゴール>と、詩人が残した歌の魅力を掘り起こすドキュメンタリー映画 『タゴール・ソングス』が4月下旬公開されます。
『タゴール・ソング』と総称される歌曲は、当時はもちろん100年以上の時を超えて今もなお、ベンガルの人々に深く愛されています。なぜベンガル人は<タゴール>の歌にこれほど心を惹かれるのでしょうか。
東京外国語大学でベンガル語を専攻し、ベンガルの文化を知ってゆく過程で「タゴール・ソング」と出会った、新鋭<佐々木美佳>監督が、歌が生きるインド、バングラデシュの地を旅しながらその魅力を掘り起こしていきます。
<佐々木>監督にとって初のドキュメンタリー制作となる本作、アカデミックなアプローチとは全く異なる手法によって、過去と現在、さまざまな人々を繋ぐ[「歌」の真の姿に迫る重層的な作品に仕上がっているとか。
『タゴール・ソングス』は、ポレポレ東中野にて4月下旬から公開、その後全国順次公開される予定です。
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