国立感染症研究所は6日までに、英国で流行している新型コロナウイルスの「変異株」について、空港検疫で確認された患者の検体から取り出して培養することに成功したと明らかにしています。 今後、感染の仕組みや病原性の解析、抗ウイルス薬などの研究に活用する方針です。 国立感染症研究所によりますと、 「変異株」は従来のウイルスよりも感染しやすくなっていると考えられていますが、重症化しやすいとのデータは確認されていません。 「変異株」は欧米などで感染が拡大し、日本では6日時点で英国からの帰国者を中心に25例が確認されています。