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<濱口竜介>監督『偶然と想像』@審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞

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<濱口竜介>監督(42)の新作映画『偶然と想像(英題:wheel of fortune and fantasy)』が、第71回ベルリン国際映画祭の世界各国から15の作品が出品されたコンペティション部門で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞しています。

ヨーロッパ最大の映画産業都市で行われるベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭の1つとして知られ、これまでには<今井正>監督『武士道残酷物語』(1963年)や<宮﨑駿>監督『千と千尋の神隠し』(2001年)が最高賞に当たる(金熊賞)を受賞しています。

同映画祭への出品にともなう上映がワールド・プレミアとなった本作は、タイトル通り「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る<濱口竜介>監督初の短編集になります。いずれの作品も、偶然の出会いや出来事がきっかけで物語が大きく動き出すのが特徴で、ほとんどのシーンが2人の登場人物の会話だけで構成されています。

第1話『魔法(よりもっと不確か)』には<古川琴音>、<中島歩>、<玄理>、第2話『扉は開けたままで』には、渋川清彦>、<森郁月>、<甲斐翔真>、第3話『もう一度』には<占部房子>、<河井青葉>が出演しています。

自ら兵庫県神戸市を舞台とした 『ハッピーアワー』 (2015年・監督: 濱口 竜介)等のプロデューサー<高田聡>氏とともに企画立ち上げを行い、2019年夏から約1年半をかけて製作されました。脚本もすべて<濱口竜介>監督自身が手掛けています。撮影は3話ともに『うたうひと』(2013年・監督: 酒井 耕、 濱口 竜介) ・ 『ひかりの歌』(2017年・監督: 杉田協士)の<飯岡幸子>が担当しました。
#ブログ #映画 #映画祭 #賞

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