日経平均株価(6月28日)@終値2万9048円02銭
Jun
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前週末の米株式市場でハイテク株や半導体株が下げた流れを受け、東京市場でも値がさの半導体関連銘柄の一角が売られ、相場の重荷となりました。
日経平均は小幅に上げて始まりましたが、ほどなく主力銘柄に利益確定や戻り待ちの売りが出て、下げに転じました。一方、国内では新型コロナウイルスのワクチン接種が進めば、経済活動が正常化するとの見方が根強く、鉄鋼や海運、銀行といった景気敏感業種の一部には買いが入っています。
今週は週末の7月2日に米雇用統計が予定されているほか、1日の米ISM製造業景況感指数など重要経済指標の発表があり、積極的な売買は手控えられる展開となっているようです。目立った好材料もなく、全体に持ち高を傾ける動きは限られ、売買も低調でした。