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- ダウ平均株価(10月11日)@終値3万4496ドル06セント
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。株式と同じリスク資産と位置付けられる原油先物相場の上昇を受けて、原油や素材関連株などに買いが入りましたが、午後に入り持ち高調整の売りが出ています。今週に決算発表を控える大手金融株が下げたことも相場全体の重荷となりました。
終値は、前週末比250ドル19セント(0.72%)安の3万4496ドル06セントで取引を終えています
原油など商品相場の上昇を背景とした長期金利の先高観は根強く、11日の米原油市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物が約7年ぶりに1バレル82ドル台に乗せています。原油や素材関連銘柄に買いが先行し、ダウ平均は午前中に上げ幅を200ドル超に広げる場面がありました。
買い一巡後は持ち高調整の売りに押される格好となり、消費関連銘柄に売りが強まり、ダウ平均も下げています。
米主要企業の四半期決算の発表が今週から始まるため、インフレや新型コロナウイルスの感染拡大による供給網の混乱などによる企業業績の悪化懸念もあり、11日の米国は為替と債券市場がコロンブス・デーの祝日で休場でした。株式市場では通常よりも取引量が少なく、薄商いのなか値幅が出やすかったとの見方もあるようです。
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