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- <J・K・ローリング>新作童話『クリスマス・ピッグ』
ファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズで知られる英人気作家<J・K・ローリング>さん(56)が12日、新作童話『クリスマス・ピッグ』を刊行しています。 本書は、2012年にアイデアが浮かび、書き終えたのは昨年です。
著者は昨年、童話『イッカボッグ』を発表し、児童書の世界に華々しく復帰しました。『イッカボッグ』は、コロナ禍のなかで自由に外出できない子どもたちのためにオンラインで無料連載されました。印税は、著者が立ちあげた慈善団体Volantに全額寄付され、パンデミックによって特に大きな被害を受けた方々への支援に使われています
『クリスマス・ピッグ』は、息子の<デービッド>さんが赤ちゃんのころから大好きだった、無くしてしまったおもちゃのブタに着想を得たそうです。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)にも影響を受けて執筆したといいます。
「ジャック」は、小さい頃にもらったブタのぬいぐるみが大好きです。 良いことがあっても悪いことがあっても、ぬいぐるみはいつも「ジャック」のそばにいました。 ところが、ある年のクリスマスイブ、恐ろしいことが起こります――ぬいぐるみがいなくなったのです。それでも、クリスマスイブは、起こるはずのない奇跡が起こり、叶うはずのない願いが叶い、あらゆるものに命が宿る日です――もちろん、ぬいぐるみにも。 ジャックがクリスマスにもらった新しいブタのぬいぐるみ(消えた宝物のかわりにやってきた、口うるさい子ブタです)は、大胆な計画をくわだてました。 「ジャック」と新しいぬいぐるみは、一緒に魔法の旅をはじめます。失われたものを取りもどし、「ジャック」の一番の親友を見つけるために。
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