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- 日経平均株価(10月18日)@終値2万9025円46銭
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前週末比80円97銭(0・28%)安の2万8987円66銭でした。
前週末の米株高を引き継いだ買いで高く始まりましたが、2営業日で900円超の上昇により、節目の2万9000円も上回り、利益確定や戻り待ちの売りが優勢になりました。下げ幅は一時100円を超えています。
終値は、週末比43円17銭(0.15%)安の2万9025円46銭で取引を終えています。
足元の急速な円安進行や原油など資源価格の上昇について、市場では、原材料コストなどが上昇しても、値上げが受け入れられにくい国内では製品価格に転嫁しづらいため、企業収益の圧迫要因になりやすく、内需株を中心に売りが出ました。半面、自動車株など輸出関連株の一角や資源株には採算改善期待から買いが入り、相場全体の下値を支えています。
日本時間11時に公表された7~9月期の中国国内総生産(GDP)は物価変動を調整した実質で前年同期比(4・9%増)でした。4~6月(7・9%増)から減速し、市場予想もわずかに下まわり、中国・上海(0・34%)や香港(0.3%)の株式相場が下落し、東京市場でも投資家心理の重荷になっています。
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