日経平均株価(12月3日)@終値2万8029円57銭
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日本時間3日の昼前には、「米議会上院が新たなつなぎ予算案を可決した」と米メディアが報じています。<バイデン>米大統領が署名すれば成立し、政府機関の一部閉鎖をひとまず回避できたことも一定の支援材料になっているようです。
自律反発期待の買いが先行しましたが、新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」への警戒が続くなか、ソフトバンクグループ(SBG)は傘下ファンドを通じた出資先の中国配車アプリ大手「滴滴出行(ディディ)」が、上場6カ月で米国市場の廃止手続きを開始すると日本時間3日に発表しています。中国政府の意向が働いているようで香港市場に鞍替えするようです。
「変異株(オミクロン)」を巡っては、米国では初めて感染が確認されたカリフォルニア州に続き、2日にはニューヨーク州などでも9人の感染が確認されています。世界で感染者が相次いで見つかり、経済活動の制限に対する懸念は広がりつつありますが、新型コロナウイルスの経口治療薬「モルヌピラビル」について、日本法人の「MSD」が3日、厚生労働省に承認申請をめぐる報道が行われますと、幅広い銘柄に買い注文が入りました。