〈 米消費者物価指数(%)〉
10日、米労働省が発表した11月の消費者物価指数は前年同月に比べて(6.8%)上がり、上昇率は前月(6.2%)から拡大しています。伸び率は(7.1%)だった第2次オイルショック後の1982年6月以来、39年5カ月ぶりの大きさになっています。
新型コロナ禍からの需要回復に対し、供給面での制約が続き、物価の高い伸びが一層鮮明化しました。
米連邦準備制度理事会(FRB)は高インフレに警戒感を強めています。物価上昇が米経済の足かせとなっており、(FRB)は来週14、15両日の金融政策会合での連邦公開市場委員会で、米国債などを購入してきた量的金融緩和策の縮小ペースの加速を検討する模様です。
品目別では、原油価格の高騰を受けエネルギー価格が(33.3%)上昇しています。
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