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- ダウ平均株価(1月20日)@終値3万4715ドル39セント
20日午前のニューヨーク株式相場のダウ工業株30種平均株価は、このところの大幅な下げを受けた安値拾いの買いが優勢となり、反発して始まりましたが、米長期金利が(1.9%)となりIT・ハイテク株中心に次第に売りが強まり、引けにかけて値を下げ、終値は前日比313ドル26セント(0.86%)安の3万4715ドル39セントで取引を終えています。
ダウ平均株価は前日までの4営業日で1260ドル余り下落しています。ナスダック総合指数は昨年11月に付けた終値の史上最高値からの下落率が前日に(10%)を超えていました。大幅な下落の後で、米長期金利は(1.83%)近辺と前日終値(1.86%)を下回り、ハイテク株を中心に買い戻しが活発化して堅調に推移していました。
20日朝に発表した2021年10~12月期決算で1株利益などが市場予想を上回った保険のトラベラーズが(3%)あまり上昇し、ダウ平均を押し上げていました。
米労働省が朝方発表した新規の失業保険申請件数(季節調整済み)は、15日までの1週間で28万6000件と、前週から5万5000件増加しています。昨年10月以来の高水準で、市場予想の22万件を大幅に上回りました。新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」感染急拡大が響いたとみられています。ただ、相場への影響は限定的でした。
ナスダック総合株価指数は186.235ポイント下げ1万4254.020で終え、S&P500種株価指数は50.03ポイント下げ、4482.73で終えています。
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