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- ダウ平均株価(1月21日)@終値3万4265ドル37セント
21日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は6日続落で始まりました。米連邦準備理事会(FRB)の早期の金融引き締めが米景気の減速につながるとの見方が根強く、景気敏感株の一角には引き続き売りが出ています。
終値は前日比450ドル02セント(1.30%)安の3万4265ドル37セントで取引を終えています。
S&P500種指数は、84.79ポイン下がり4397.94で終え、ナスダック総合指数は385.098下げた13768.922でした。
米ハイテク株の先陣を切って20日夕に四半期決算を発表した動画配信大手の「ネットフリックス」が急落。来週以降に決算発表を予定している他の主力ハイテク株にも連想売りが膨らんでいます。
「ネットフリックス」は四半期決算と同時に発表した2022年1~3月期の世界の有料契約者数の見通しが市場予想を大幅に下回っています。「ネットフリックス」は前日比2割超の大幅下落となりました。ハイテク企業の成長懸念の高まりを受け、来週に四半期決算を発表するソフトウエアの「マイクロソフト」とスマートフォンの「アップル」に売りが波及し、動画配信サービスに注力する映画・娯楽の「ウォルト・ディズニー」は(6%)下げています。
長期金利は(1.75%)近辺と20日終値(1.80%)を下回る水準で推移し、週前半までみられた上昇が一服しています。利ざや悪化の懸念から、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースに売りが先行、原油相場の下落〈前日比0.41ドル(0.5%)安の1バレル85.14ドル〉を受けて石油のシェブロンも下げています。
半面、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、飲料のコカ・コーラや外食のマクドナルドなどディフェンシブ株は買われています。ダウ平均は20日までの5日間で1500ドルあまり下げていますので、相対的に業績の安定感が高い銘柄には値ごろ感に着目した買いが入っています。
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