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- 『おひとりさま族』グランプリ獲得@第17回大阪アジアン映画祭
3月10日から開催されていました第17回大阪アジアン映画祭ではワールドプレミアの24本を含む、過去最多の計76作を上映、コンペティションでは日本を含むアジアの映画15本が上映され3月20日に閉幕していますが、韓国映画『おひとりさま族』(英題:Aloners)がコンペティション部門のグランプリ(最優秀作品賞)に輝いています。
『おひとりさま族』は公私ともに孤高の生き方を貫くコールセンター職員の女性「ジナ」を主人公とし、同僚との会話もなく、唯一の肉親である父親とも疎遠で、己の領域を守ることを怠りません。しかし、仕事で教育係を任されると指導どころか対話もおぼつきません。さらに、アパートの隣人が人知れず孤独死していたことがわかり、「ジナ」の生活は揺らぎ始めます。
主演はテレビドラマを中心に活動し、「TWICE」の<ジョンヨン>を妹に持つ<コン・スンヨン>(29)が演じ、<ホン・ソンウン>が長編監督デビューを飾っています。
近年あえて孤独を貫く若者が増えつつあるという韓国。映画祭の作品ページでは「本作はそんな人々の生態を真摯に見つめた一作である。ただ『おひとりさま=変わり者』と断じるのではなく、その内面に思いを馳せよ、という理解への第一歩を促すと同時に、孤独の快適さに付随する苦い代償もまた描かれる」と紹介されています。
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