ダウ平均株価(5月10日)@終値3万2160ドル74セント
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米金融引き締めへの警戒感は強く、11日の4月の米消費者物価指数(CPI)を発表前に積極的な株買いが見送られています。ただ、米長期金利の低下を受けて、高PER(株価収益率)のハイテク株は割安感から買い直され、相場を下支えしました。
ダウ平均は朝方に500ドル強上げた後、昼過ぎに300ドル以上下げるなど不安定な値動きでした。前日までの3日続落で1815ドル下げており、短期的な戻りを見込んだ買いが先行しています。前日に(3.20%)と2018年11月以来の高水準を付けた米長期金利は、10日は(3%)を下回る場面が多く見受けられました。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発、前日比114.423(1.0%)ポイント高の1万1737.671で終えています。S&P500種は、前日比9.81ポイント高の4001.05でした。