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- ダウ平均株価(5月24日)@終値3万1928ドル62セント
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。インターネット広告収入の減少など業績悪化懸念からハイテク株が売られ、消費関連銘柄にも売りが波及しました。
SNS(交流サイト)のスナップが23日夕、2022年4~6月期の業績が会社予想を下回る見通しだと発表しています。マクロ経済環境の悪化を理由に挙げており、インフレや景気減速でネット広告収入が打撃を受けているとの見方が広がっています。スナップ株は一時4割安となり、広告収入に依存するSNSのメタプラットフォームズとネット検索のアルファベットも大幅安になっています。
ダウ平均の構成銘柄でもハイテク株が売られ、顧客情報管理のセールスフォースとスマートフォンのアップルが安く、インフレが消費を冷やすとの見方から、映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのビザなど消費関連銘柄も下げています。
午前中に下げ幅は一時500ドルを超え「3万1365ドル59セント」の安値を付けています。ただ、前週までハイテク株や景気敏感株と同じように売られてきたディフェンシブ株には下げ過ぎとみた買いが入りました。ダウ平均株価は午後に下げ渋り、引け間際にプラスに転じています。
終値は小幅に3日続伸し、前日比48ドル38セント(0.15%)高の3万1928ドル62セントで取引を終えています。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は反落した。前日比270.827ポイント(2.3%)安の1万1264.448で終え、年初来安値を更新しています。
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