日経平均株価(8月5日)@終値2万8175円87銭
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前日の米株式市場で半導体株が買われた流れを引き継ぎ、前場の上げ幅は一時230円を超えています。
朝方は外国為替市場での円安一服を背景に売りがやや先行しましたが、間もなく上げに転じています。前日の米株式市場で主要な半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇し、東京市場でも東エレクやアドテストといった値がさの半導体株に買いが波及しています。
心理的な節目の水準を明確に上回ると、日経平均は騰勢を強めました。これまで2万8000円まで上昇すると、利益確定に売りも出て押し戻される場面が続いていたため、節目超えが買い安心感につながったようです。
終値は3営業日続伸し、前日比243円67銭(0.87%)高の2万8175円87銭で取引を終えています。節目の2万8000円台に乗せ、(6月9日)の「2万8246円53銭」以来およそ2カ月ぶりの高値を回復しています。