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- 「十三代目市川團十郎白猿襲名披露記念 歌舞伎座特別公演」
31日、 歌舞伎俳優の<市川海老蔵>(44)が、東京・歌舞伎座で開幕する「十三代目市川團十郎白猿襲名披露記念 歌舞伎座特別公演」(11月1日も)で「十三代目市川團十郎白猿」を襲名します。「顔寄せ手打式」をもって、晴れて<團十郎>となります。江戸歌舞伎を象徴する大名跡<團十郎>の復活は、2013年2月に<海老蔵>の父である十二代目が死去して以来、9年8カ月ぶり。当初、襲名は2020年5月3日が予定されていましが新型コロナウイルスの影響で延期されていました。
特別公演では、能楽師の<観世清和>(63)、<観世銕之丞>(66)らによるによる『神歌(かみうた)』、俳優がそろって手締めを行う『顔寄せ手打式』、歌舞伎十八番『勧進帳』が披露されます。
『神歌』は能の祝言・祝舞で、能や狂言をもとにする歌舞伎界のおめでたい公演を、天下泰平・国土安穏・五穀成就などを祈願する演目で幕開けを祝います。『顔寄せ手打式』は通常、公開されませんが、今回は新<團十郎>の顔寄せということで特別に舞台上で行われます。
人間国宝の<片岡仁左衛門>(78)、<坂東玉三郎>(72)と共演する『勧進帳』は、<團十郎>家が代々大切にする演目で、十二代目の襲名でも上演。主人公の「弁慶」(團十郎)は、「源頼朝」に追われる「源義経」(玉三郎)らを警護し、修行僧に扮(ふん)して東北へ落ち延びようとしますが、関所の番人「富樫」(仁左衛門)に怪しまれます。本物の修行僧ならば持っているはずの勧進帳を見せろと言われるも、大ピンチを救う「弁慶」の機転が見どころです。
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