日経平均株価(3月31日)@終値2万8041円48銭
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取引時間中として2万8000円を上回るのは、(3月10日)以来、3週間ぶりでした。金融システム不安が後退するなか米株が上昇した流れを引き継いでいます。足元の円安基調や鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことも市場心理を上向かせ、前場を通して堅調に推移しています。
円相場は一時「1ドル=133円台半ば」と2週間ぶりの円安水準まで下落しました。経済産業省が31日発表しました2月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比(4.5%)上昇の(94.8)と、民間予想値の中央値(2.7%上昇)を上回っています。
東証は上場企業に対し、資本コストや市場の評価を意識するよう要請する案を示しています。株価引き上げのための企業の対応策に期待する買いが相場を押し上げました。
終値は反発し、前日比258円55銭(0.93%)高の2万8041円48銭で終えています。