●<貴景勝> 「寄り切り」 ○<霧馬山>
25日、大相撲夏場所(12日目)が、東京・両国国技館にて行われました。
珍手が飛び出しています。東前頭四枚目の<宇良>が、【ずぶねり】で前頭三枚目の<翔猿>に勝って6勝6敗の五分としています。<翔猿>は5勝7敗です。幕内で「ずぶねり」が決まり手として出たのは、1998年春場所(5日目)に<旭豊>が<寺尾>に決めて以来25年ぶりです。当時は1961年名古屋場所(13日目)に<若駒>が<一乃矢>に決めて以来37年ぶりでした。
【ずぶねり】は、低く四つに組んで頭を相手の肩か胸につけて食い下がり、相手の差し手を抱え込むか、肘を押さえつけるようにして、手と首をひねりながら頭を軸に倒すこと。頭を使ってひねり倒す「頭捻り」がなまって呼ばれています。
関脇<大栄翔>は、前頭十四枚目<朝乃山>を「押し出し」て8勝5敗と勝ち越し、<朝乃山>は10勝2敗です。
関脇<豊昇龍>は、前頭十一枚目<北青鵬>を「送り出し」、8勝4敗で勝ち越しを決めています。<北青鵬>は8勝4敗です。
カド番の大関<貴景勝>は、関脇<霧馬山>に「寄り切り」で負け、7勝5敗で勝ち越しは足踏みです。<霧馬山>は10勝目を挙げ10勝2敗。大関昇進の目安「三役で直近3場所合計33勝」に到達しています。
横綱<照ノ富士>は、<若元春>を「寄り倒し」11勝1敗、1敗を守って単独首位に立っています。<若元春>は8勝4敗です。
(12日目)が終わり11勝1敗で横綱<照ノ富士>、10勝2敗で関脇<霧馬山>、前頭十四枚目<朝乃山>の二人が続いています。
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