扉を開けた玄関先に、カマキリ目カマキリ科ハラビロカマキリ属の【ハラビロカマキリ】がいました。腹部の幅が広いことから〈腹広蟷螂=ハラビロカマキリ〉と名づけられています。
体長はオス45~65ミリ、メス52~71ミリほどですが、雌雄の区別はつきにくい大きさでした。他のカマキリに比べ相対的に前胸が短く、腹部は幅広く、成虫の前翅に〈白色の紋〉があるのが特徴ですので、【オオカマキリ】や【チョウセンカマキリ】とは、すぐに区別がつきます。前脚付け根には白黄色のイボがあるのも特徴です。
どちらかといいますと樹上性の傾向が強く、林縁や草原の樹木の梢上、葉上に生息している場面が多いと思います。
日本のカマキリの中では中型のタイプになりますが、肉食の昆虫でありその獰猛さは変わりません。近くを通った飛んでいる昆虫でも一瞬で捉える素早さも持っています。
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Posted at 2023-11-07 18:29
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Posted at 2023-11-07 19:27
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