「1ドル=142円48銭」
Dec
22
22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反落し、前日比35銭円安・ドル高の「1ドル=142円40~50銭」で取引を終えています。
22日、発表の経済指標が米経済の堅調さを映し、円売り・ドル買いが出ています。半面、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測は根強く、円には買いも入っています。
22日、ミシガン大学がに発表しました12月の米消費者態度指数(確報値)は(69.7)と速報値(69.4)から上方修正されました。米経済の大半を占める個人消費は底堅いとの受け止めが広がり、円売り・ドル買いにつながりました。
22日発表の11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は食品とエネルギーを除くコアが前年同月比で(3.2%上昇)でした。市場予想(3.3%上昇)を下回り、インフレが減速しているとの見方が一段と強まっています。(FRB)は物価情勢を判断する上で同指標を重視しています。2024年前半に利下げに転じるとの見方が広がり、円買い・ドル売りが入っています。
円の安値は「1ドル=142円66銭」、高値は「1ドル=141円92銭でした。