ダウ平均株価(3月8日)終値3万8722ドル69セント
Mar
8
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で、朝方に発表されました2月の米雇用統計は雇用の伸びが市場予想を上回りましたが、賃金上昇が落ち着く方向を示しました。強弱が入り交じる内容だったことから、株式相場の方向感が出にくく、ダウ平均は前日終値を挟む小幅な動きで始まりました。
2月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比で(27万5000人)増えています。市場予想(19万8000人)を上回りました。一方、1月と2023年12月の増加幅を下方修正しています。失業率は(3.9%)と、前月の(3.7%)から上昇しています。平均時給は前月比の上昇率が(0.1%)と市場予想(0.2%)に届きませんでした。
市場では米経済に対する楽観的な見通しを支えるものの、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を方向付けるほどではなかったとみられています。来週には2月の米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高といった重要な指標の発表が控えています。週末とあって、買い持ち高を解消する動きも出ています。
IT・ハイテク株に上値での利益確定売りが入り、半導体関連の一角が決算を受けて売りが強まり、さすがに高値警戒感も出ているIT・ハイテク株も戻り売りに押されている模様で一時「3万8705ドル03セント」の安値を付けています。
ダウ平均株価は、前日比68ドル66セント(0.18%)安の3万8722ドル69セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比188.26ポイント(1.16%)安の1万6085.11でした。
S&P500種株価指数は、前日比33.67ポイント (0.65%)安の5123.69でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比188.26ポイント(1.16%)安の1万6085.11でした。
S&P500種株価指数は、前日比33.67ポイント (0.65%)安の5123.69でした。