日経平均株価(4月4日)終値3万9773円14銭
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4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、午前終値は前日比649円97銭(1.65%)高の4万0101円82銭でした。米長期金利の上昇一服を背景とした3日の米ハイテク株高が支えとなり、東京市場でも買いが優勢となりました。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表しました3月の非製造業(サービス業)景況感指数は市場予想を下回りました。インフレ鈍化が意識されたことが米金利低下を促し、3日の米市場ではハイテク株の買いが目立ちました。東京市場でも東エレクやソシオネクスなど半導体関連株に買いが波及しています。 米半導体大手エヌビディアが台湾で起きた大規模な地震による半導体供給への影響を見込んでいないとも伝わり、半導体の供給網への影響が軽微との見方が広がったことも買い安心感につながっています。
このところの日本株は米市場の利下げ先送りの観測や、国内機関投資家が含み益のある保有株を売却する「期初の益出し」の動きなどが重荷となっていました。日経平均は前日までの下げ幅が3月末比で900円を超えていたため、自律反発や押し目を狙った買いが幅広い銘柄に入っています。
終値は、前日比321円29銭(0.81%)高の3万9773円14銭でした。