神戸ご当地(1579)<ポスター>(378)@映画『港に灯がともる』
Aug
30
阪神・淡路大震災の発生から30年の節目となる2025年1月17日に公開される映画『港に灯がともる』(監督:安達もじり)のティザービジュアル<ポスター>が公開されています。
ティザービジュアルの表面はブルーアワーが神戸の街を青く色づけた印象的なデザインで、映画の中でも重要な役割を担うのだそう。裏面では本作初のお披露目となる映画の主人公・灯(富田望生)の姿を掲載しています。
映画は、1995年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田が舞台です。かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた「灯」(富田望生)は、在日の自覚は薄く、被災の記憶もない「灯」は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐未)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせていました。一方、父は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れています。
ある日、親戚の集まりで起きた口論によって、気持ちが昂り「全部しんどい」と吐き出す「灯」。そして、姉「美悠」(伊藤万理華)が持ち出した日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いていきます。
30年前に震災が発生した人同日の1月17日に公開される同作品には、ノエビアスタジアム神戸をはじめ、北野坂、丸五市場、湊川大食堂、神戸大橋、ポートアイランドなど、市内の各所でロケが行われています。