<高倉健>『続 網走番外地』@BS12
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今夜<20:20>より「BS12トゥエルビ」にて、<18:30>より放送の『網走番外地』に続いて続編として、 1965年7月10日より公開されました『続網走番外地』の放送があります。
ある日函館で銀行強盗事件が起こり、ダイヤがごっそり盗まれました。守衛と賊の一人が死体となって発見されましたが、手がかりが何ひとつなく捜査は行きづまります。ちょうどその頃、刑期を終えた「橘真一」は仲間の「大槻」と網走を出て、青函連絡船に乗っていましたが、途中船で盗難事件が起り、船員は残らず一斉検査を受けます。その時修道尼のトランクがひっくり帰りマリモがころがり出ます。「大槻」はその一つを持ちさります。
青森へ着いた「大槻」と「橘」は川俣組から仕事を貰い、東京へ行く路銀を稼ぎます。そんな「大槻」のもとに、持ち帰ったマリモを売ってくれと大金を積む男「張本」が現れます。翌日の新聞は修道尼が持っていたマリモの中にダイヤがかくされていたことを報じます。そしてマリモを粉失したために修道尼は殺され、そこに居合わせた「橘」たちが犯人だという目撃者の証言が載っていました。
身の潔白を証明するには真犯人を捕える以外道がないのを察した「橘」はマリモを受取りにくるはずの「張本」を待ち伏せますが、「張本」は現れず、「張本」が東京に発ったのを知った「橘」と「大槻」は東京行の列車に乗りこみますが、これを知ったこの事件の張本人「吉本」が拳銃をふところに列車に乗りこんできます。
「橘真一」に<高倉健>、「ユミ」に<嵯峨三智子>、「大槻」に<アイ・ジョージ>、「鬼寅」に<嵐寛寿郎>、「路子」に<三原葉子>、「路子の夫」に<大坂志郎>、「桐川」に<田中邦衛>、「吉本」に<中谷一郎>、「張本」に<室田日出男>ほかが出演、監督は前作に続き<石井輝男>が務め、前作の白黒からカラー作品となっています。