<長塚京三>が主演、<吉田大八>が監督を務めた映画『敵』が、2025年1月17日より公開されますが、予告編が解禁されています。
<筒井康隆>の同名小説『敵』(1998年・新潮社)を映画化した本作は、妻に先立たれた元大学教授「渡辺儀助」のもとに「敵がやって来る」という不穏なメッセージが届く物語です。
<長塚京三>が儀助を演じたほか、<瀧内公美>が清楚で妖艶な魅力を持つ教え子の「鷹司靖子」、<黒沢あすか>が死んでなお儀助を支配する妻「渡辺信子」、<河合優実>が儀助を翻弄する謎めいた大学生「菅井歩美」に扮しています。
公開中の予告には、「残高に見合わない長生きは悲惨だから」と話し、自ら定めた来たるべきXデーに向けて淡々と生きる儀助の姿を収録。やがて〈敵〉が突然訪れ、「儀助」の穏やかな日常を脅かしていきます。映像の終盤には、庭先で繰り広げられる激しい銃撃の様子も見て取れます。
同作は2024年10月28日に開幕します第37回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されています。