日経平均株価(10月21日)終値3万8954円60銭
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21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末比129円20銭(0.33%)高の3万9110円95銭でした。
前週末18日の米株式市場でハイテク株を中心に上昇した流れで東京市場でも半導体関連の一角に買いが入って相場を支えました。半面、相場の上値の重さが意識されており、海外投資家の売りに押されて日経平均は下落する場面もありました。
米エヌビディアの上昇を支えにアドテストが買われて日経平均を押し上げ、東エレクやレーザーテクにも買いが入り、日経平均は前引けにかけて強含んでいます。ただ、ファストリや食料品、小売りの一角など値下がり銘柄も目立ち、日経平均は下げる場面も出ています。
前週に一時4万円台に乗せた後、利益確定売りに押される展開が続いており、きょうも海外勢などから上値の重さを意識した売りが出やすくなっています。2024年4〜9月期決算シーズンを前に足元の日本株には新規の材料が乏しく、積極的に持ち高を傾けにくい展開となりました。
終値は、前週末比27円15銭(0.07%)安の3万8954円60銭で終えています。