19日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比208円52銭(0.55%)高の3万8429円37銭でした。前日の米市場のハイテク株高を支えに、東京市場でも買いが優勢となりました。朝方には指数の上げ幅は300円に迫る場面もありましたが、その後はやや円買い・ドル売りが進んだこともあり、利益確定売りなどが出て伸び悩んでいます。
前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が反発したほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も(1%)を超えて上昇したことから、東京市場でもアドテストなど半導体関連株の一角が買われて相場を支えました。
しかし上値は重く、米利下げ観測の後退を背景に
米ダウ工業株30種平均株価は下落していたほか、20日に控える米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に、朝方の買い一巡後は利益確定売りや戻り待ちの売りが出て、日経平均は急速に伸び悩む場面もありました。
終値は、前日比193円58銭(0.51%)高の3万8414円43銭でした。