27日、<第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞>が、発表されています。
池袋の「シネマ・ロサ」1館だけの上映から全国で380館超に拡大公開など、今年の日本映画界を席巻した
『侍タイムスリッパー』が、作品賞を受章しています。また、主演男優賞の<山口馬木也>(51)、監督賞の<安田淳一>監督(57)と合わせて3冠を達成しています。
作品賞、主演男優賞、監督賞の3冠は、第27回で
『永遠の0』が作品賞、<岡田准一>(44)の主演男優賞、<山崎貴>監督(60)の監督賞で受章して以来、10年ぶりの快挙です。
また、<草笛光子>が
『九十歳。何がめでたい』で主演女優賞を受章しました。91歳での主演女優賞の受賞は、1995年(平7年)の第8回で『午後の遺言状』で受賞した<杉村春子>さんの89歳を超え、最年長記録を樹立しています。
新人賞は『ぼくのお日さま』の<中西希亜良>が、史上最年少13歳で受賞。1988年(昭63年)の第1回で『ラブ・ストーリーを君に』で受賞した<後藤久美子>、1998年の第11回で『アンドロメディア』で受賞した<島袋寛子>(SPEED)、2020年の第33回で
『ミッドナイトスワン』で受賞した<服部樹咲>の14歳を更新しています。