神戸ご当地(10)【JR元町駅前交番所】
Apr
27
市内では、多くの記念行事が100年の節目にということで開催されています。
1928年(昭和3年)には、諏訪山のふもとに「国立神戸移民収容所」(のちの神戸移住センター)が建設され、1週間程度の準備期間を過ごし、坂道を下って神戸港を旅立ちました。
石川達三の芥川賞受賞作『蒼氓』では、「赤土の坂」と表現されていたかな?
その坂道に隣接するように建っているのがこの「JR元町駅前交番所」です。JR元町駅のすぐ前にありますが、ため息の出るような外観をしております。
赤いとんがり屋根に六角形の建物は、ブラジルの建物をイメージしているとか。その下のステンドグラスは、港に辿り着いた移民たちがまず目にする海の色と、新天地への希望をたたえる海の輝きを表現しているとか。
人通りの多い場所の交番ですが、ブラジル移住にこじつけたデザインで、わたしは好きではありません。
神戸港の第一便は、6月18日、サンパウロ州のコーヒー農園グァタバラに着きました。
多くのご苦労があったと思いますが、その重さ・苦しみにくらべると、なんて単純な言葉だけのデザインかと、この前を通るたびに悲しくなります。
Posted at 2008-04-27 21:00
People Who Wowed This Post
Posted at 2008-04-28 10:07
People Who Wowed This Post
Posted at 2008-04-28 02:39
People Who Wowed This Post
Posted at 2008-04-28 12:01
People Who Wowed This Post
Posted at 2008-04-28 09:11
People Who Wowed This Post
Posted at 2008-04-29 01:57
People Who Wowed This Post
Posted at 2008-04-28 16:07
People Who Wowed This Post
Posted at 2008-04-29 02:02
People Who Wowed This Post