『新網走番外地 さいはての流れ者』@BS12
Dec
17
今夜<20:15>より「BS12トゥエルビ」にて、1969年12月27日より公開されました「新網走番外地」シリーズ第3作、「番外地」シリーズ第13作目の『新網走番外地 さいはての流れ者』の放送があります。
久しぶりに北海道に帰って来た「末広勝治」は、幼い「正一」をつれてオホーツク海に面した小さな漁港にやって来ます。そこでは、漁業権を独占しようと田丸組が暴れていました。「勝治」は、食堂の女主人「ふみ代」と知合います。折しも、日野組の船長「白鳥」は、田丸組のインチキ博奕に手を出し大事な船を抵当に入れてしまいます。借金を返すには、馬橇競争に勝つほか方法はありません。「勝治」は、愛馬タローを若社長の「竜太郎」に貸し、勝負には勝ちますがタローは死んでしまいます。
その夜、「勝治」は祝いの酒盛で「小松」と再会、「正一」を「ふみ代」に預けた「勝治」は、田丸組のヤンシュウとして働きます。しかし、田丸の悪党ぶりに、組を出ようとした「勝治」は、制裁を受けて「ふみ代」に助けられます。傷も直らぬ「勝治」は日野組の蟹工船に乗り込みます。
一方、「田丸」は、日野組の船にダイナマイトを炸裂させますが幸い破損は軽く、船は漁場に向かいます。海は大荒れに荒れ、田丸組の三恵丸が遭難、「勝治」は一同を促し、乗組員を救います。やがて、大漁旗をはためかして、帰港した「勝治」に、「ふみ代」と「正一」の誘拐が知らされ、「勝治」は立ち上がります。
「末広勝治」に<高倉健>、「正一」に<真田広之>、「石渡ふみ代」に<星由里子>、「日野竜太郎」に<谷隼人>、「若島勇吉」に<山本麟一>ほかが出演、監督は<佐伯清>が務めています。