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朝の散水のあとのようで濡れていましたが、せっかくの機会ですので逃さずに写してきました。
ムラサキ科ミオソティス(ワスレナグサ)属の植物で、ヨーロッパ・アジア・ニュージーランドなどの温帯地域に約50種ほどが分布しています。
広義にはミオソティス属の総称として使われ、狭義には「シンワスレナグサ」の和名に当たります。
園芸業界で【ミオソティス】として流通しているのは、「ノハラワスレバグサ」や「エゾムラサキ」、あるいはそれらの交配種が多く出回っています。
属名のミオソティスは、「ハツカネズミの耳」という意味があり、花ではなく葉の形に由来しています。
毎年花を咲かせる【ザルジアンスキア】ですが、比較的寿命の短命な植物で多年草もしくは花後にタネを実らせて枯れてしまう一年草です。
ゴマノハグサ科ザルジアンスキア(サクラカラクサ)属に分類され、原産地の南アフリカに約50種ほどが分布しています。
花は表側が白く裏側が赤紫色を帯び、花径2センチばかりのかわいらしい姿をしています。
【ザルジアンスキア】は本来夜開性で夕方から開花しますが、通常園芸業界で流通しているのは<オヴァタ>系の「ムーンライトフレグランス」という品種で、昼過ぎに開花します。
花の名称は、16世紀に活躍したプラハの植物学者<ザルジアンスキー>に由来して名づけられています。
日本の園芸業界で普通<オダマキ>と呼ばれている植物は、ヨーロッパ原産の「アレクイレギア・ブルガリス」と、北米産の数種類との交配種を指しています。
キンポウゲ科オダマキ属の仲間は、雑種を作りやすいことから多数の品種が育成され、多くの場合品種名の表記を見かけることはありません。
株の中心からまっすぐに伸びた茎に、赤・黄・青紫・白・桃色等の花を咲かせ、花径4センチばかりの花を多数つけます。
花は外側に開いたような<萼片>が5枚、花弁はやや立つように5枚あり、<萼片>の後ろ側には<距>と呼ばれる角のような突起が付き出しています。
朝に水やりをされたばかりでしょうか、水滴がまだ花弁に残っている<ツバキ>でした。
日本を代表する原種の「ヤブツバキ」は北海道を除いた日本列島に分布しており、北は青森県の夏泊半島から、南は沖縄の西表島まで見ることができます。
国内の<ツバキ>の園芸品種数は雑種を含め約2200品種にのぼり、白色系・桃色系・紅色系と色分けで確認、一重咲き・八重咲き・牡丹咲きなどの咲き方で再度分類しても、写真の品種名は同定できませんでした。
桃色の花弁に紅色の縦絞りが入るとてもきれいな花姿に、育成された苦労が忍ばれます。
昨日は桃色の 「ハルサザンカ」 をアップしましたが、今回は白色の<サザンカ>です。
「ハルサザンカ群」(12月~4月)は白色系が非常に少ないので、おそらく「カンツバキ群」(11月~3月)の一種だとみています。
丸みのある大きな花弁が特徴的で、蕊も目立たない形状として、これは同定しやすい品種だと考えていたのですが、見つけだすことはできませんでした。
優しい雰囲気を感じさせる花弁の形状として、いずれ品種名が判明できるだろうと期待しています。
<サザンカ>は神戸市の「市花」ですので、結構町中で見かけるのですが、きれいな開花の状態と遭遇する機会があまりありません。
公園の一角に何本か植えられています桃色の<サザンカ>でしたが、グルグルと見回りながら、きれいな状態の一輪をなんとか見つけました。
日本原産のツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹として、江戸時代からの品種改良もあり、現在では約300品種ほどあると言われていますが、品種名まで同定するのはよほどの特徴がないと難しい作業になります。
大きく分けて<サザンカ>は、「サザンカ群」 ・ 「カンツバキ群」 ・ 「ハルサザンカ群」 ・ 「タゴトノツキ群」の4つに分けられ、この時期に咲いていて、桃色系(白色はまれ)ということで「ハルサザンカ」の一種であるとまでは絞り込めるのですが、微妙な花色の違い、花弁の開花状態、蕊の状況等からしてこれだという品種名が同定できませんでした。
細かい葉を持った樹形と密集するように咲く、長さ6~7ミリほどのつぼ型の黄色い花が特徴的な【カナリーヒース】で、学名の「エリカ・ブランドフォーリア」での表記も見かけます。
ツツジ科エリカ属の常緑低木で、属には700を超す品種がありますが、ヨーロッパ原産は20種弱で、あとは本種と同様に南アフリカが原産地、日本には約40種ほどが流通してると聞いていますが、ようやく(11)種類までこぎつけました。
樹高90センチばかりになる中型の<エリカ>で、小枝の先端に数輪の花を咲かせ、やや緑がかった透明感のある鮮やかな黄色の花色をしています。
ねじれたリボンのような細長い黄色の花弁が特徴的な、マンサク科マンサク属の落葉小高木の【シナマンサク(支那満作)】が咲き出していました。
日本に自生する「マンサク」に比べ、一ヶ月ほど開花時期が早く、花の香りも強めです。
「マンサク」は他の樹木に先駆け、「まず咲く」が転訛した名称です。
【シナマンサク】は1879(明治12)年に中国中部で発見され、同年にイギリスに渡りました。
マンサク属の中では一番鮮やかな黄色の15~25ミリ程度の花弁を持ち、萼片は4枚、雄しべは4本で、花の中心部は暗赤色をしています。
「侘助」として、以前に 「紅侘助」 を紹介しています。
「ヤブツバキ(藪椿)」の突然変異で生まれたとされている「侘助」ですが、この【一子侘助】は、「侘助」と名が付けられていますが、本当の「侘助」ではありません。
葯が退化した<侘芯ツバキ>と呼ばれる類で、咲き進んでも花弁がほとんど開かない猪口咲きの花姿で、花径4センチの小輪です。
愛知県幸田町の民家で育てられていた品種で、1970年に故<上田敏朗>によって発見され、愛妻の「一子(イチコ)」の名前を付けて命名、発表されました。
地中に根茎を持ち、春に発芽して5~6葉を根生、高さ15~40センチほどの花茎を直立させ、5~10個の花を付ける【サクラソウ(桜草)】です。
淡い紅色の花弁をよく見かけますが、白色の【サクラソウ】を見つけました。
現在栽培されているのは約300品種、その半数が江戸時代からの株分けで存続したもので、多様な花型と繊細な花弁の色で楽しませてくれます。
日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の植物としての学名は「 Primula sieboldii 」で、長崎の出島に渡来した医師で植物学者の<シーボルト>の名が付けられています。
<小林一茶>の俳句に、「我が国は 草も桜が 咲にけり」というのがありますが、花姿も「桜」の花に似ている5弁花です。
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