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今夜<19:00>より「BS日テレ」にて、2014年アメリカ製作の『原題:The Prince』が、邦題『コードネーム:プリンセス』として2015年1月12日より公開されました作品の放送があります。
妻子を殺された組織のボスとその犯人の殺し屋が、事件から10数年を経て対峙するクライムアクションを<ブルース・ウィリス>、<ジョン・キューザック>、<Rain(ピ)>ら豪華スターの共演でえがいています。
裏社会で〈プリンス〉と呼ばれていた腕利きの暗殺者「ポール」は、闇世界から足を洗い、田舎で整備工をしながら娘と2人で平和に暮らしていました。そんなある日、娘が突如として姿を消してしまいます。娘を捜すべく、故郷のニューオーリンズに戻った「ポール」ですが、愛する娘を探し出すべく、かつての仲間たちと共に裏社会を奔走します。彼に妻子を誤まって殺された犯罪組織のボス「オマー」が「ポール」の命を狙う計画を立てていました。
主人公の殺し屋「ポール」を『スピード2』(1997年・監督:ヤン・デ・ボン)の<ジェイソン・パトリック>が扮し、「ポール」に恨みを抱く「オマール」を<ブルース・ウィリス>が演じています。監督は『ライジング・サン 裏切りの代償』(2011年)の<ブライアン・A・ミラー>が務めています。
今夜<18:55>より「BSテレ東」にて、「男はつらいよ」シリーズ50周年記念作品であり、最終作品第50作目として、2019年12月27日より公開されました『男はつらいよ お帰り 寅さん』の放送があります。
毎週この「男はつらいよ」シリーズを書いてきましたが、今回でもって終わりになるのも、寂しく感じながら、『寅さん大百科事典』(松竹創業90周年に当たる2010年に寅さんの映画入場者に配布されたもので、非売品です)を眺めています。
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来22年ぶりの完全新作映画です。現在のくるまやとそれを囲む人々の人間模様が、過去のシリーズ映像を絡めて描かれています。
柴又の帝釈天の参道に昔あった「くるまや」の店舗は新しくカフェに生まれ変わり、その裏手に昔のままの住居があります。法事のあと、「寅次郎」がマドンナを連れてくるたび、家中が大騒ぎだったことなど、ひとしきり昔話に花が咲きます。あれからもう半世紀の歳月が流れています。「満男」は、長い間サラリーマンをしていましたがその合間に書いた小説が認められ小説家になっていました。
そんなある日、「満男」の最新作の評判がよくサイン会をすることになりますが。その列に並ぶ客の中に初恋の人、一度は結婚の約束までした女性、「及川泉」の姿を見て呆然とします。ヨーロッパで生活している「イズミ」は仕事で来日し、偶然サイン会に参加したのでした。「イズミ」に再会した「満男」はサイン会もそこそこに「君に会わせたい人がいる」と小さなJAZZ喫茶に「イズミ」を連れて行きます。そこには20年以上前に奄美大島で会った「寅次郎」の恋人の「リリー」がいて驚く「イズミ」でした。懐かしい人たちとの再会、そして思い返す寅さんのこと。それは「満男」と「イズミ」にあたたかい何かをもたらしていきます。
本日<15:00>より「NHKーEテレ」にて、<西加奈子>原作で<明石家さんま>プロデュースで2021年6月11日より公開されましたアニメーション映画『漁港の肉子ちゃん』のテレビ地上波初放送があります。
能天気で明るい「肉子ちゃん」は、男にフラれるたび住む場所を転々と変えながらもひたむきに生きてきました。幼い娘「キクコ」と北の小さな漁港にたどり着いた「肉子ちゃん」は、焼肉屋の店主「サッサン」と出会い、彼の所有する漁船に住まわせてもらうことになります。こうして始まったこの町での母娘二人の暮らしですが、11歳となって思春期を迎えた「キクコ」は、友人たちとの関係や「肉子ちゃん」との不安定な暮らしに頭を悩ませるようになっていました。
「肉子ちゃん」に<大竹しのぶ>、「キクコ」に<Cocomi>、「二宮」に<花江夏樹>、「サッサン」に<中村育二>、「マリア」に<石井いづみ>、「みう」に<吉岡里帆>、<山西惇>、<八十田勇一>、<下野紘>、「霊媒師ダルシア」に<マツコ・デラックス>、が声を当てています。
第45回日本アカデミー賞「優秀アニメーション作品賞」受賞。第25回メディア芸術祭アニメーション部門「優秀賞」受賞作品です。
(左から)ポール・ダノ、スティーヴン・スピルバーグ、ミシェル・ウィリアムズ
<スティーヴン・スピルバーグ>監督作『原題:The Fabelmans』が、来年(2023年)、日本で公開されることが決定しています。同映画は、「第47回トロント国際映画祭」(9月9日~18日)にて最高賞である観客賞を受賞。これにより、来年のアカデミー賞の最有力候補に躍り出ました。
同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされており、『ノマドランド』(2020年・監督:クロエ・ジャオ)、『グリーンブック』(2018年・監督:ピーター・ファレリー)、『それでも夜は明ける』(2013年・監督:スティーブ・マックイーン)の3作品が作品賞を受賞しています。
同映画は、<スティーヴン・スピルバーグ>監督が、20世紀のアメリカの子ども時代を深くパーソナルな視点で描く作品。ある青年が家族の衝撃的な秘密を知ることになる青春物語であり、私たち自身や互いの真実を見つめることのできる映画の力を追い求めていく作品です。
出演者には、アカデミー賞に4度ノミネートされています<ミシェル・ウィリアムズ>、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の<ポール・ダノ>、『スティーブ・ジョブズ』の<セス・ローゲン>、『ザ・プレデター』の<ガブリエル・ラベル>などが出演しています。
スピルバーグ自身の子ども時代にインスパイアされた本作は、ピューリッツァー賞受賞の劇作家<トニー・クシュナー>(『エンジェルス・イン・アメリカ』、ミュージカル「Caroline, or Change」)との共同脚本となります。<トニー・クシュナー>は、<スティーヴン・スピルバーグ>監督作『リンカーン』(2012年)と『ミュンヘン』(2005年)でオスカーにノミネートされています。
今夜<21:00>より「日本テレビ系」の「金曜ロードショー」にて、2021年7月16日より公開されました『竜とそばかすの姫』が放送されます。
『竜とそばかすの姫』は、2021年7月16日より公開され、2021年の国内興行収入の第3位となる66億円を記録し、『サマーウォーズ』(2009年)・ 『バケモノの子』(2015年)・『未来のミライ』(2018年)などの<細田守>監督の集大成ともいえる作品で最大のヒット作品となっています。
自然豊かな高知の田舎町に住む17歳の女子高生「すず」は、幼いころに母を亡くし父と2人で暮らしています。母と一緒に歌うことが大好きだった「すず」は、母の死をきっかけに歌うことができなくなりました。曲を作ることだけが生きがいとなった「すず」は、ある日、親友に誘われ全世界で50億人以上が集うインターネット上の<U(ユ-)>に参加します。
<U>では<As(アズ)>と呼ばれる自分の分身を作り<ベル>と名付けます。<ベル>と名付けた<As>としては、歌えなかった歌が自然と歌えました。<ベル>の歌声は瞬く間に話題を呼び、歌姫として世界中の人気者になっていきます。
そして数億人の<As>が集う大規模コンサートの日、突如轟音と共に<ベル>の前に現れたのは「竜」と呼ばれる謎の存在でした。
『ウィッチ』・『ライトハウス』などの<ロバート・エガース>が監督を務めた『The Northman』が、『ノースマン 導かれし復讐者』の邦題で2023年1月に公開が決定されています。
本作は、北欧を舞台にある日、父であり国王の「オーヴァンディル」を目の前で殺された若き王子「アムレート」は「いつか必ず、父の仇を討ち、母を救い出す」と誓い、たった1人で祖国を逃れます。数年後、ヴァイキングの一員となった「アムレート」は預言者と出会い、自身の運命と使命を思い出すのでした。
「アムレート」を<アレクサンダー・スカルスガルド>、母である「グートルン王妃」を<ニコール・キッドマン>、父を殺害した叔父「フィヨルニル」を<クレス・バング>が演じています。さらに「アムレート」とともにアイスランドを目指す〈白樺の森のオルガ〉役で<アニヤ・テイラー=ジョイ>、「オーヴァンディル」役で<イーサン・ホーク>、「預言者」役で<ビョーク>が演じたほか、<ウィレム・デフォー>が名を連ねています。
なお本作は「第35回東京国際映画祭」(10月24日~11月2日)のガラ・セレクション部門でも上映されます。
<山下敦弘>が監督、<宮藤官九郎>が脚本を担当する2023年夏に公開予定の映画『1秒先の彼』で、<岡田将生>と2022年10月21日より公開されます映画『線は、僕を描く』が控えています<清原果耶>がダブル主演を務めています。
『1秒先の彼』は、<チェン・ユーシュン>が手がけた台湾映画『1秒先の彼女』をリメイクしたラブストーリーになります。
日本・京都を舞台に、原作から男女反転して何をするにもワンテンポ早くイケメンなのにどこか残念な彼「ハジメ」と、ワンテンポ遅くて周囲のペースから微妙にズレてしまう彼女「レイカ」の不器用な恋模様がつづられます。
なにをするにも〈ワンテンポ早い〉彼「ハジメ」を演じるのが<岡田将生>です。アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』では、物語を大きく動かすキーパーソンの俳優役を演じましたが、今回はイケメンなのにどこか残念な男性を演じます。
なにをするにも〈ワンテンポ遅い〉彼女、「レイカ」を演じるのが<清原果耶>(20)です。日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した『護られなかった者たちへ』をはじめ、『ちはやふるー結びー』や連続テレビ小説『おかえりモネ』など話題作への出演が続く清原が周囲のペースから微妙にズレてしまう女性を演じています。
俳優の<役所広司>主演、<菅田将暉>、<森七菜>の共演で、第158回直木賞受賞作『銀河鉄道の父』(著:門井慶喜)が映画化されます。
<役所広司>は、エプロン姿で子育てに奮闘する親バカな「宮沢政次郎」役、<菅田将暉>は坊主頭でダメ息子の「宮沢賢治」役、<森七菜>は父と兄を指南するしっかり者の妹「宮沢トシ」役を演じます。映画は<宮沢賢治>没後90年(1896年8月27日~1933年9月21日)となる2023年GWに公開予定です。
原作は、著者の<門井慶喜>が大量の<宮沢賢治>資料の中から父<政次郎>について書かれた資料をかき集め、<宮沢賢治>の生涯を、父親の視線を通して描いた、究極の親子愛を描いた作品です。小説は2016年に発売され、2017年から映画化プロジェクトは動き、6年越しで映画制作が動き出しました。
監督は、『八日目の蝉』・『ソロモンの偽証』・『グッドバイ~嘘からはじまる人生劇場~』・『いのちの停車場』などの<成島出>が務めています。
主演の<役所広司>が演じる「政次郎」は、父の代から富裕な質屋を営み、家業と一家の主人として、責任感と情熱のある明治の男ですが、長男「賢治」が生まれると、当時では珍しく子育てに熱心で子煩悩でした。
<菅田将暉>が演じる「宮沢賢治」は、本来は長男として質屋を継ぐ立場ですが、それに反発し、学力もないのに学問の道へ進み、さらには商人家系にもかかわらず農業や宗教の道に進みたいと、親泣かせの我が道を進みます。
そんな父「政次郎」と長男「賢治」の、人間味あふれる親バカ・ダメ息子の2人がうまくいくように指南するのは、賢くしっかり者の<森七菜>演じる妹「トシ」でした。
本日<13:00(~14:40)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1959年フランス製作の『原題:Les Quatre Cents Coups』が、邦題『大人は判ってくれない』として1960年3月17日より公開されました作品の放送があります。
<フランソワ・トリュフォー>監督が1959年に発表した長編デビュー作品で、12歳の少年を主人公に描いた自伝的要素の強い作品で、第12回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、<フランソワ・トリュフォー>は一躍〈ヌーベルバーグの旗手〉として知られるようになりましたた。
パリの下町で暮らす少年「アントワーヌ」は、学校では教師から叱られてばかりで、家庭では両親の口論が絶えず、息苦しい毎日を送っていました。そんなある日、親友「ルネ」と学校をサボった彼は、街中で母親が見知らぬ男性と抱き合っている姿を目撃してしまいます。
そんなある日、遊ぶ金に困った彼は「ルネ」と一緒に父の会社のタイプライターを盗んで質に入れようとしましたが、すぐにバレてしまい、両親は彼を少年鑑別所に入れてしまいます。
<フランソワ・トリュフォー>は本作の後も<ジャン=ピエール・レオ>演じる主人公「アントワーヌ」の成長を20年にわたって撮り続け、「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズとして5作目まで制作されています。
<久保史緒里>(乃木坂46)が映画初出演にして初主演を務める『左様なら今晩は』が、2022年11月11日より公開されますが、予告編が解禁されています。
<山本中学>のマンガを原作とする『左様なら今晩は』は、ごく普通のサラリーマン「半澤陽平」と彼の部屋に突如姿を現した幽霊「愛助」の奇妙な共同生活を描くラブストーリーです。
<久保史緒里>が「愛助」、<萩原利久>が「陽平」を演じ、『正しいバスの見分けかた』の<高橋名月>が監督を務めています。予告編には、生きている間に恋愛をしなかった「愛助」が「陽平」ののどぼとけを触るシーンなどが切り取られています。
また共演として、「陽平」に思いを寄せる同僚「果南」を<小野莉奈>、「陽平」の元恋人「玲奈」を<永瀬莉子>、「果南」の叔母「みさき」を<中島ひろ子>、「陽平」が住むアパートの不動産屋店主「奥田」を<宇野祥平>が演じています。
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