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8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。
5日に発表されました7月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、景気悪化の懸念が後退し、景気敏感株を中心に買いが先行しています。
雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比52万8000人増となり、増加幅は市場予想の2倍に達しました。市場では、米連邦準備理事会(FRB)が速いペースで利上げを続けても米経済は持ちこたえられるとの楽観論が見られます。
景気敏感株が買われ、化学のダウや建機のキャタピラー、航空機のボーイングが高く、映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連銘柄の上げも目立ちます。
ダウ平均の上値は重く、小幅に下げに転じる場面もありました。ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、エヌビディアが8日朝に2022年5~7月期見込みの売上高と売上高総利益率を大幅に下方修正しています。同社株は6%安で終え、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなど他のハイテク株の売りが出ています。
終値は続伸し、前週末比29ドル07セント(0.089%)高の3万2832ドル54セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比13.096ポイント安の1万2644.459で終えています。
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落して始まりました。始値は前週末比125円78銭安の2万8050円09銭でした。その後続伸し、前週末比65円22銭(0.23%)高の2万8241円09銭で前場を終えています。
好業績銘柄などに買いが集まり、相場を押し上げました。半面、米金融政策の先行きについては見極めムードも広がりやすいなか、利益確定や戻り待ちの売りで相場は下落する場面も出て、方向感を欠く展開となりました。
前週末に発表された7月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回る強い内容となったものの、米金融政策の先行きについては10日に発表されます7月の米消費者物価指数(CPI)に関心が集まり、東京市場では決算などを受けた個別物色の展開となりました。
終値は4営業日続伸し、前週末比73円37銭(0.26%)高の2万8249円24銭で取引を終えています。(3月29日)の「2万8252円42銭」以来の高値を付けています。
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落で始まりました。
朝方に発表された7月の米雇用統計は労働市場の改善を示す内容でした。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制のため、速い金融引き締めペースを維持するとの観測から、ハイテク株を中心に幅広い銘柄に売りが先行しています。
景気動向を映す非農業部門雇用者数は前月比52万8000人増と6月(39万8000人増)から伸びが加速し、市場予想(25万8000人増)も大きく上回っています。失業率は(3.5%)と6月の(3.6%)から低下しています。平均時給の伸び率は前月比、前年比ともに市場予想を上回り、(FRB)が速いペースで金融引き締めを進める必要性を示す懸念が出ています。
長期金利の指標である10年物国債利回りは、債券価格は安くなる前日比(0.14%)高い(2.83%)を付ける場面がありました。金利先物市場では(FRB)が7月に続き、9月も通常の3倍の(0.75%)の利上げを実施するとの確率が大きく高まっています。
米長期金利の上昇で相対的な割高感が意識されやすいハイテク株に売りが出ています。
終値は反発し、前日比76ドル65セント(0.23%)高の3万2803ドル47セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比63.025ポイント安の1万2657.555で終えています。
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比199円67銭(0.71%)高の2万8131円87銭と、心理的な節目の2万8000円を上回りました。
前日の米株式市場で半導体株が買われた流れを引き継ぎ、前場の上げ幅は一時230円を超えています。
朝方は外国為替市場での円安一服を背景に売りがやや先行しましたが、間もなく上げに転じています。前日の米株式市場で主要な半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇し、東京市場でも東エレクやアドテストといった値がさの半導体株に買いが波及しています。
心理的な節目の水準を明確に上回ると、日経平均は騰勢を強めました。これまで2万8000円まで上昇すると、利益確定に売りも出て押し戻される場面が続いていたため、節目超えが買い安心感につながったようです。
終値は3営業日続伸し、前日比243円67銭(0.87%)高の2万8175円87銭で取引を終えています。節目の2万8000円台に乗せ、(6月9日)の「2万8246円53銭」以来およそ2カ月ぶりの高値を回復しています。
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の9月以降の利上げペースを探るうえで、5日発表の7月の米雇用統計に注目が高まっています。発表を前に様子見ムードは強く、方向感に欠ける相場展開でした。4日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は26万件増加したが、市場予想と一致しています。
雇用統計では景気動向を映す非農業部門雇用者数の伸びが6月から減速し、平均時給の上昇率は前年同月比ベースで和らぐとみられています。(FRB)が7月に続き、9月も通常の3倍の(0.75%)の利上げを実施するかの指標として、雇用環境を見極めたい様子見が強くなっています。
3日に5カ月ぶりの安値を付けた米原油先物相場は引き続き下落、半年ぶりの安値を付けました。原油安を受け、石油のシェブロンが(3%)安となり、3日夕に管理部門での人員削減の実施が報じられた小売りのウォルマートは(4%)下げたています。ディフェンシブ株も売りが優勢でした。
終値は反落し、前日比85ドル68セント(0.26%)安の3万2726ドル82セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸しています。前日比52.421ポイント(0.4%)高の1万2720.580と5月上旬以来の高値で終えています。
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸しています。前引けは前日比150円78銭(0.54%)高の2万7892円68銭でした。
前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したのを受け、買いが優勢でした。朝方には節目の2万8000円を上回る「2万8005円59銭」を付ける場面もありました。上値では利益確定目的の売りや戻り待ちの売りも出やすく、次第に伸び悩んでいます。
3日発表の米国の景況感を示す7月の非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したのを受け、米景気の後退懸念が和らぎました。同日の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や主要な半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大きく上昇しており、東京市場では半導体関連銘柄への買いが目立ちました。外国為替市場での円安・ドル高も日本株相場の支えとなっています。
終値は続伸し、前日比190円30銭(0.69%)高の2万7932円20銭で取引を終えています。
3日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。
前日まで米中関係の悪化を懸念した売りが出ていましたが、<ペロシ米下院議長>が台湾を離れ、過度な警戒がひとまず薄れています。前日に急上昇した米長期金利の動きも落ち着いており、改めて株を買い直す動きが強まりました。
3日の米長期金利が(2.7%台後半)と前日終値(2.75%)から小幅の上昇にとどまり、株の買い安心感につながっています。前日は米連邦準備理事会(FRB)高官らが相次いでインフレへの懸念を表明し、長期金利が急上昇しました。
米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇し、米景気の底堅さが意識されました。(ISM)非製造業指数は(56.7)と4カ月ぶりに上昇し、市場予想(54.0)を上回りました。一方、エネルギー価格の下落などを背景に「価格指数」は大幅に低下しています。3日の米原油先物相場が2月下旬以来の安値を付けたのと相まって、インフレが和らぐとみられています。
終値は3営業日ぶりに反発し、前日比416ドル33セント(1.29%)高の3万2812ドル50セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反発し、前日比319.401ポイント高の1万2668.159で終えています。
3日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日の終値に比べ150円ほど高く始まり、上げ幅は一時200円を超え「2万7837円63銭」の高値を付けていますが、午前の前場は前日比146円24銭(0.53%)高の2万7740円97銭で終えています。
前日の日経平均が大幅に下げ、朝方から株価指数先物に自律反発狙いの買いが入っています。前日まで急速に進んだ円高・ドル安の一服が輸出関連株の支えとなりました。
2日の日経平均株価は400円近く下げており、短期的な戻りを期待した買いが相場を支えています。円高進行の一服も買いを誘いました。円相場は「1ドル=133円台後半」と、前日17時時点に比べて3円ほど下落しています。
終値は前日比147円17銭(0.53%)高の2万7741円90銭で取引を終えています。
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落で始まりました。
<ペロシ米下院議長>の台湾訪問計画で米中間の緊張が高まる中。投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、株は売りが優勢となっています。
<ペロシ米下院議長>は2日に台湾を訪問する予定です。現職の下院議長の訪問は25年ぶりとなりますが、台湾を領土の一部とみなす中国は反対しており、米中対立の激化につながると懸念されています。
朝方に発表した2022年4~6月期決算で売上高が市場予想を下回った建機のキャタピラーが大幅安となり、ダウ平均を押し下げています。ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなど前週に買われたハイテク株も売りに押され、半面、製薬のメルクなどディフェンシブ株の一角が伸びています。
終値は続落し、前日比402ドル23セント(1.23%)安の3万2396ドル17セントで取引を終えています。
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比443円94銭(1.59%)安の2万7549円41銭でした。
<ペロシ米下院議長>が台湾を訪れるとの報道を受け、米中関係の緊張が高まるとの警戒が広がった。運用リスクを回避する動きから幅広い銘柄に売りが先行。円相場の上昇がとりわけ輸出関連株の売りを促しました。
外国為替市場では円相場が上昇し、「1ドル=130円台」まで円高・ドル安が進みました。輸出採算の改善に歯止めがかかるとの見方から自動車株や機械株などへの売りが出ています。
日経平均はこのところ2万7000円台後半での推移が続き、(8月1日)に「2万7993円35銭」の約2カ月ぶりの高値を付けています。台湾情勢などをきっかけに、利益確定の売りが出やすい情況でした。
おわりねは、前日比398円62銭(1,42%)安の2万7594円73銭で取引をおえています。
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