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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(370)桃色の<一日花5-2><ハイビスカス>(2)

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ファルコン植物記(370)桃色...
<ハイビスカス>と聞けば、熱帯性の植物で、やはり「赤色」もしくは 「黄色」 という暑さに立ち向かう花色が、お似合いの花だと思います。

噂には聞いておりましたが、「桃色」の【ハイビスカス】を、見つけました。
アオイ科フヨウ属ですので、特徴ある雄しべや雌しべの花心がなければ、同じ<属>の 「フヨウ」 の花と見間違える色合いです。

和名では「ブッソウゲ(仏桑華)」と呼ばれていますが、やはり「赤色」を主体に考えられた名称のような気がしてなりません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(369)赤紅色の花【トコナツナデシコ】

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ファルコン植物記(369)赤紅...
ナデシコの花としては、やや大きめの花径を持つ【トコナツナデシコ(常夏撫子)】です。
ナデシコ科ナデシコ属の花で、中国原産の「セキチク(石竹)」の交配品種で、 「ダイアンサス:テルスター」 と同じ仲間です。

耐寒性多年草として、気温が10度以上あれば四季咲き性ですので、花が楽しめます。
そんなところから「トコナツ」の名前が付けられたようです。

園芸業界では、「見返り美人」という名称で流通しているようですが、なぜそう言われているのかは、知り得ていません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(368)小判型のサヤ【ゴウダソウ】

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ファルコン植物記(368)小判...
ご近所の方がお世話されているのでしょう、道路脇に手入れされた植え込みがありました。
開花時期が4~5月ということで、ポツンと一輪だけ紫色の花が咲いていましたが、もう結実していて小判型の緑色のサヤがなっていました。

アブラナ科ゴウダソウ(ルナリア)属の2年草で、ヨーロッパ中央部が原産地です。
1901(明治34)年、東京美術学校の合田清教授が、パリから日本に持ち帰りましたので、【ゴウダソウ(合田草)】と名付けれ、別名「ルナリア」「大判草」とも呼ばれています。

属名に付いている「ルナ=Luna」はラテン語で「月」の意味で、サヤの形が月に似ているところに由来しています。

もう少し時期が経てばサヤも茶色く変色してゆき、ドライフラワーなどにも良く使われています。

よく似た名前に<イネ科>の 「コバンソウ(小判草)」 がありますが、こちらは形も小さく、実に厚みがあり、「オオバンソウ(大判草)」と比べると、どうしても貧弱に見えてしまいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(367)青紫色の花【スクテラリア:ブルーファイヤー】

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ファルコン植物記(367)青紫...
ひょろひょろと伸びた茎に、鮮やかな青紫色の花を咲かせます【スクテラリア】の園芸品種「ブルーファオヤー」です。

シソ科タツナミソウ(スクテラリア)属の植物で、半耐寒性の多年草です。
属名からも分かるように、日本に自生しています 「タツナミソウ」 の仲間です。

基部の白色と青紫色の花が特徴で、葉も独特の光沢があり、花が咲いていなくても、葉の美しさで楽しめます。
花が咲き終わりますと、「タツナミソウ」と同様に、種子の穂が見られます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(366)ど根性な植物(12)【桜】

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ファルコン植物記(366)ど根...
打ち合わせに向かう途中で、ど根性な【桜】の樹を見つけました。

住人さんに大事にされているようで、道路側にはみ出していますが切り倒されることもなく、白い塀の中に埋め込まれた状態で葉を茂らせていました。

【桜】にとっては身動きできず少し窮屈そうですが、これからも樹齢を重ね、元気に花を咲かせてほしいものだと眺めておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(365)放射状の細長い葉【ディジゴセカ】

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ファルコン植物記(365)放射...
昨日の 「ポリシャス」 と同様、ウコギ科の観葉植物ですが、ディジゴセカ属の常緑小高木種です。
園芸店の流通としては、「アラレア」と呼ばれることが多いと思いますが、アラレア属は別にありますので、【ディジゴセカ】と呼ぶのが正しいと思うのですが、写真のように葉が放射線状に10葉出ている品種を「グリーンアラレア」と呼び習わしていますので、区別が出来ていません。

和名ではこれまた昨日の「ポリシャス(=タイワンモミジ)」と同様、こちらもモミジの名が付き「モミジハアラレア」と呼ばれています。

のこぎり歯のようなギザギザがある葉が特徴的で、別名「ノコギリヤツデ」、広げた形状が、雄の孔雀の羽根に似ていますので「孔雀木」とも呼ばれています。

耐陰性がありますので、割と育てやすい品種だと思います。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(364)丸葉系の葉【ポリシャス】

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ファルコン植物記(364)丸葉...
葉先に切れ込みが見られますが、丸葉系の【ポリシャス】を見つけました。

原産地はインドネシア~ポリネシアの太平洋諸島に分布しており、ウコギ科ポリシャス属の常緑低木種です。
ポリシャス属として、芳香のある葉とやさしい草姿が好まれる樹木です。

品種も多く、この丸葉系をはじめ、柳の葉のように細長いものまで約80種ほどありますので、品種の同定は諦めました。

和名では「タイワンモミジ(台湾紅葉)」と呼ばれていますが、モミジと同じカエデ科ではありません。
台湾では「富貴樹」と呼ばれ、縁起の良い樹として人気があります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(363)白色の花【オランダハッカ】

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ファルコン植物記(363)白色...
道路脇の植え込みに、【オタンダハッカ(阿蘭陀薄荷)】を見つけました。
原産地はヨーロッパですが、日本には江戸時代に渡来しているようです。
シソ科ハッカ属の花で、当然のことながら強い薄荷臭があります。

シソ科ですので四角い茎を持ち、よく分枝して繁殖力旺盛な植物です。
葉は長楕円形で、基部は心臓形をしており、葉柄はありません。
和種の「ハッカ」には、葉柄があります。

茎の先端に穂状の花序を付け、白色の4深裂した管状の3ミリ程度の小さな花を、輪生状に密集して開花してゆきます。
雄しべは4本ですが、「ハッカ」特有の形態で、花冠の倍以上の長さで飛び出しています。

英名では「スペアミント」ですが、路傍に咲いていますと、これが有名なハーブだとは気づかないかもしれません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(362)赤色の花<ダリア>(2)【スイートハート】

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ファルコン植物記(362)赤色...
花径5センチばかりの、小輪の「ダリア」です。
同じ園芸品種の 「ダリア:黒蝶」 に比べると、随分とかわいい感じの花です。

「ダリア」と言えば、花弁が折り重なるように咲く「万重咲き」の花姿を思い出しますが、一重咲きとしてじつにシンプルな姿です。

もともとメキシコ原産で、冷涼乾燥の高地に咲く花ですので、日本の高温多湿を嫌う花で、本来は夏から秋にかけての開花だと記憶しています。

「小輪多花」の名称通り、蕾がたくさんついていましたので、咲きそろうときれいかなと見ておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(361)薄青色の花【オキシペタルム】

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ファルコン植物記(361)薄青...
【オキシペタルム】というのは、以前の属名で、ギリシャ語で「鋭い花弁」という意味の言葉に由来します。
ガガイモ科トウィーディア属の常緑多年草で、ブラジルからウルグアイにかけて分布しています。

節ごとに少し茎の角度を変えながら伸びていき、茎の先端近くの葉脇から数輪の花を咲かせます。
花径3センチ程度、花冠は合弁で、深い切れ込みにより5裂し、星型の花姿を見せてくれます。
花の色と形で、別名として「ブルースター」と呼ばれていますが、名称そのままです。

花の中心部には副冠があり、5つの鱗片から成り、中心には<蕊柱(ずいちゅう)>と言われる、葯と柱頭が合わさったものが飛び出しています。

この花も、茎や葉にはアルカロイドの毒がありますので、白い樹液には注意が必要です。
#園芸 #花

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