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見たときには、バラの花に思えたのですが、「葉」の感じが違いますし、トゲもありません。
糸状の 「クレマチス」 の八重咲きも、あまりの花の姿の違いに驚きあきれましたが、この花は 「インパチェンス」 のバラ咲きの品種でした。
当然ツリフネソウ科ツリフネソウ属に分類される園芸品種だと思いますが、一重咲きの花からは想像もできない花姿で、「インパチェンス」の名称すら使用されていません。
遺伝子学的には同一の品種として園芸品種は扱われるのでしょうが、なんだか生育の技術が進むにつれて、原種と違いすぎる花姿も、なんだかなぁと感じる昨今です。
ご近所の【キョウチクトウ(夾竹桃)】が咲きだしました。
キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木ですので、緑色した葉ばかりの中に、白色の花が咲き出しますとすぐに開花したのが分かります。
原産地はインドで、日本へは江戸時代中期に中国を経由して渡来したようです。
5~6センチある花径で基部は筒状、その先端が平らに開いて5弁に分かれ、それぞれの花弁がプロペラ状に曲がっています。
花は梅雨時期の6月頃より9月頃まで咲き続けています。
美空ひばりの『夾竹桃の咲く頃』という歌がありますが、この花を見るたびに<夾竹桃の咲く頃に・・・>は6月、<夾竹桃の散る頃に・・・>は9月だと、暗に示している歌詞は素敵だなと感心しています。
花や葉には、アルカロイドなどの毒性があり、庭木としてはあまり見かけません。
広島市の原爆被災地に最初に咲いた花が【キョウチクトウ】で、復興のシンボルとして広島市の市花になっていますが、福岡市では毒があるということで市内の学校に植えていたのを全部伐採する(のちに撤回)など、なにかと話題の多い花です。
暑さに強く、春から夏まで株一杯の花で楽しませてくれます【ロベリアホット】です。
秋蒔きの碑耐寒性一年草で、原産地は南アフリカです。熱帯から温帯にかけて約400種類が分布しています。
園芸では、南アフリカ原産の「ロベリア・ネリヌス」とその園芸品種を「ロベリア」と呼ぶのが一般的です。
キキョウ科ロベリア属の花で、色と花弁の形から別名「ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)」と呼ばれ、属名のロベリアは、ベルギーの植物学者<マティアス・ド・ロベル>の名前に由来しています。
花色も、青・青紫・赤紫・桃・白等と多彩で、半球状の株の姿にたくさんの花が咲き、花の形も印象的で、存在感のある花だと思います。
あまり見かけない【ザイフリボク(采振り木)】の木に、濃赤色の実がたくさん色づいていました。
バラ科ザイフリボク属の落葉小高木で、4~5月頃に白い5弁の花を咲かせます。
この花弁が細長く、戦場で軍勢を率いる際に用いた指揮具が「采配」で、この形に似ていることから【ザイフリボク】と名付けられています。
バラ科の実ですので、「ローズヒップ」と呼ばれハーブとしての利用価値がありますが、この【ザイフリボク】の実は、このまま食べることができます。
美しく実っていますが勝手に取るわけにもいかず、来年の開花期には忘れずに花を写さなくてはと、立ち去りました。
何気なく窓際に置かれていた鉢植えの花を見て、「なんだ、これは」と、足が止まりました。
花の形は<アツモリソウ>の特徴を持っていますが、本来の花の色である紅色や茶褐色の色合いとは、程遠い極彩色の花弁です。
下部に見られる袋状の唇弁を持つ花の姿を、平敦盛が後ろからの矢を防ぐために戦で背負っていた母衣(ほろ)の形に見立てて、<アツモリソウ(敦盛草)>と名付けられています。
ラン科アツモリソウ属の植物で、人間の開発行為や心ない乱獲により絶滅危惧種に指定されている、「国内希少野生動植物種」です。
園芸品種の<アツモリソウ>だと思い、色々と調べてみましたが、品種を同定することができませんでした。
それともまったく別の花なのか、モンモンとした日曜日を過ごしてしまいました。
透き通るような青紫色の花は、5~7ミリの大きさで、<穂状花序>の携帯で、順次下から花を咲かせる【ベロニカ・スピカータ】です。
原産地はヨーロッパ中部~北アジア、ゴマノハグサ科クワガタソウ属の総称で、300種とも500種ともいわれるほど種類があります。
日本原産種としては、「トウテイラン(洞庭藍)」があり、形状と色から別名「ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)」と呼ばれています。
長さ10~20センチほどの穂状が風に揺れていますと、なかなか優雅な風合いです。
花の名称を同定するのに、少し手間取りました。
花の形と、葉のへら状から「ニーレンベルギア」だと考えましたが、花の中心部に紫色のリングがあり、確信が持てませんでした。
アルゼンチン・チリを原産地とする、ナス科アマモドキ属の非耐寒性多年草です。暑さにも強く、秋まで楽しめる花で、写真の花は花姿から<ブルーリング>という品種でした。
和名では「ギンバイソウ(銀盃草)」と呼ばれていますが、この紫色のリングはなく、白色一色の花弁ですので、同定に手間取りました。
花冠は筒状で3~4センチの花径を持ち、花弁の先端は5裂に裂け、盃のような形をしています。
金色の盃(=盞)としては、中国読みの 「キンセンカ(金盞花)」 がありますが、酒好きとしては覚えておかないといけない花たちです。
花径4~5センチの大きさで4枚の花弁を持ちますが、「ポピー」のように薄い感じの花弁を持つ花で、原産地はアメリカの西海岸で、特にカリフォルニア州に多く自生しています。
日本には明治初期に渡来した、アカバナ科クラーキア属の一年草です。
春から初夏にかけて咲き、日本の夏の暑さでは枯れてしまいます。
和名では「イロマチヨイグサ(色待宵草)」と呼ばれており、同じアカバネ科の「ツキミソウ」に似た感じの花です。
花の色も、赤色・桃色・白色・紫色・2色等多彩で、八重咲きの品種もあります。
<一日花>で、開花期も比較的短いですが、多数の花で満開状態になる花姿は、豪華で見事です。
【ゴデチア(ゴテチャ)】は、他の花でもよくありますが、以前の属名がそのまま使用されており、現在のクラーキア属は、アメリカの探検家でもあり植物学者の<ウイリアム・クラーク>に因んで名づけられています。
北米原産、スイカズラ科スイカズラ属の常緑性つる性植物です。
細長くて先端の開いた漏斗状の花を、枝先に10数輪の花序を付け、かたまって咲いています。
花序のすぐ下の葉だけは、基部から合わさりひとつの長楕円形の葉の形状になり、この葉から枝が突き抜けて花序ができ、また、冬でも落葉しない「スイカズラ」を「忍冬=にんどう」と呼びますので、【ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)】の名称がついています。
開花直後の花の内側は白色で、徐々に黄色くなり、最後は外側と同じ赤色へと変化してゆきます。
「スイカズラ」も花弁の色は、白色から黄色へと変化していきますので、「ニオイバンマツリ」 や 「ツルハナナス」 と同様に、二色の色合いが楽しめます。
昨日は紫色から白色に変化する花として、ナス科ブルンフェルシア属の 「ニオイバンマツリ」 を取り上げましたが、今日も紫色から白色に変化するナス科ナス属の【ツルハナナス(蔓花茄子)】です。
原産地はブラジル、つる常緑低木種で柵や近辺に咲いている植物などに絡みついて咲いています。
星型の2センチばかりの花弁ですが、開花期間が長く色の変化を楽しめる花です。
昆虫との受粉の機会を継続的にさせるために、花弁の色の変化が組み込まれているのではないかと、素人考えを持ちながら眺めていました。
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