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以前にも 「オダマキ(苧環)」 を一度取り上げていますが、「西洋オダマキ」の八重咲の品種【ビジューサフィール】を見かけました。
日本での「西洋オダマキ」といえば、ヨーロッパ原産の<アクイレギア・ブルガリス>と北米産の大輪の花を咲かせる数種との交配種を指しています。
キンポウゲ科オダマキ属の仲間は、もともと交配が作りやすい性質を持ち、きわめて多彩な色と花形を生み出しており、見分けがつきません。
この八重咲の品種は、「オダマキ」の特徴とも言える後ろ向きに伸びる角状の<距(きょ)>と呼ばれる部位がない品種です。
フランス語で「ビジュー」は宝石、「サフィール」はサファイヤとのことで、まさに指輪の飾りともいえる雰囲気があり、言い得て妙な名称です。
ヨーロッパ原産の常緑多年草の【ケンタリウム】は、リンドウ科ケンタリウム属の植物です。
ケンタリウム属の植物は小型のモノが多く、この【ケンタリウム】の草丈は10センチにもなりません。
リンドウ科としては珍しい赤紅色の、花径1センチほどのかわいい花を多数咲かせ、可憐な姿を見せてくれています。
草丈が低い性質ですので、ロックガーデンヤ小鉢などでよく見かける花だと思います。
リンドウ科で小さな花だからでしょう、園芸店などでは別名「小町りんどう」として売られているようです。
中国・朝鮮半島が原産地で、ケシ科コマクサ属の多年草です。
日本には、15世紀の初めごろに渡来したと言われています。
特徴あるハート型にふくらんだ外側の花弁と、その下の方から突き出るように伸びる内側の花弁から構成されています。
花は開ききりますと、外側の花弁の先端がくいっと上を向いて面白い形を見せてくれます。
長く伸び出した花茎を「釣り竿」に、ぶら下がるように付く花を「鯛」に見立てて「タイツリソウ(鯛釣草)」の別名で親しまれています。
【ケマンソウ】の名前は、この花姿を寺院のお堂を飾る装飾品「華鬘(けまん)」に見立てて付けられました。
基本的にはこの赤紅色で、白色の【ケマンソウ】もあります。
「鯛釣草」として、はやはり「桜鯛」の感じがする赤紅色が、似合うのではないでしょうか。
空き地や路傍の、あまり直射日光の当たらないところに生育している、【ムラサキケマン(紫華鬘)】です。
ケマンソウ科キケマン属の越年性の植物です。
茎は真っ直ぐに伸びて複数の葉が付き、それぞれ斜め上に伸びて、2~3回の出複葉で生えています。
小葉は扇形に近く、先端は丸くて鋸葉が見て取れます。
赤紫色の長さ2センチばかり、茎の上部に総状花として、ケマン属独特の筒状の花を咲かせます。
出来る種子のさく果は、線状長楕円形で吊り下がり、黒い種子を実らせます。
全草に<プロトピン>を含む毒草で、「ウスバシロチョウ」の幼虫の食草であり、当然「ウスバシロチョウ」も有毒となります。
お昼ご飯の 「日替りランチ」 を食べた【華園】さんのお店の前の道路脇には、たくさんの植木鉢が置かれています。
時期になりますと、見事なバラの花が何種類も咲きそろい、見るだけでも楽しめる通りです。
食事を終えて、大開駅まで向かおうとしましたら、バラが咲く植木鉢の一角に、釣り鉢の【グリーンネックレス】がありました。
グリンピースに似た玉状の「葉」が、<互生>に付けるつる性の多肉植物です。
ユニークな形なので、とてもキク科セネキオ(セネシオ)属の植物とは分かりません。
茎は立ち上がらずに、這うように伸びてゆきますので、吊るしておりますと、簾のように垂れ下がって行きます。
和名では「ミドリノスズ(緑の鈴)」との名称です。
写真を撮っておりましたら、持ち主の男性から「差し木で増やしてあるから、一つどうですか」と話しかけられました。
両手に荷物を持っていましたので、丁寧にお断りさせていただきましたが、お声をかけていただき感謝しております。
きれいなバラのお世話もこの男性のご趣味のようで、納得しました。
道路の中央帯にも、チューリップなどが植えらカラフルな景色を見せてくれています。
以前から「ここだけどうして?」と不思議に感じていたのですが、お話ができませんでしたが、どうやらこの方がお世話されているのだと思います。
趣味の園芸の世界も、街並みに貢献できて楽しめれば、一石二鳥です。
【ローダンセ】の仲間は、南アフリカ・オーストラリアに分布していますが、一番多く栽培されているのはオーストラリア原産の「ローダンセ・マングレイシ」とその園芸品種で、これらを指して【ローダンセ】と通常呼んでいます。キク科ハナカンザシ属の植物です。
花は薄い紙細工のようなカサカサした感じなため、ドライフラワーに適していますので、よく使われています。
花径は2.5~4センチ程度、花弁のように見えていますのは「総蕚片」で、キク科に見られる舌状花がなく管状花だけで、昨日紹介しました 「コツラ・バルバータ(花ホタル)」 と同じ形態です。
別名「ヒロハノカンザシ(広葉の花簪)」と呼ばれていますが、 「アルメリア=ハナカンザシ(花簪)」 の葉に比べて、丸みのある葉を持ちます。
鮮やかな紅桃色が基本ですが、赤色・白色と、園芸品種ですので色の限定は難しいようです。
同じベゴニアでも、以前に紹介しました可憐な 「ベゴニア:クレオパトラ」 や大きな花径の 「球根ベゴニア」 とはまた違った趣きがある品種です。
シュウカイドウ科ベゴニア属の半耐寒性多年草で、「球根ベゴニア」はあまり夏には強くないのですが、耐暑性も備えている改良がなされています。
この【ファイヤークラッカー】、出回り始めたのが2003年頃ですので、発売されてまだ10年も経ちません。
山梨でベゴニアを育成されているジラゴンノ・ナーセリーさんが、ペルーやボリビアなどに自生している<ベゴニア・ボリヴィエンシス>という原種と、交雑種を掛け合わせてつくられました。
イメージは夏の花火を想像しての花の形で、黄色・桃色等6色の花弁の色があります。
【ファイヤークラッカー】というネーミングでは、写真の赤色が一番お似合いの色だと思います。
本来は、温暖な海岸地木などに自生している【シャリンバイ(車輪梅)】ですが、乾燥や大気汚染、強い刈込にも丈夫ということで、道路の分離帯や舗道の植込みなどによく利用されています。
本日、神戸地方裁判所に出向いた際、 <絞り模様の白色の「ツツジ」> がないかなと眺めながら、湊川神社の東側の舗道を歩きましたら、【シャリンバイ】の花が咲いておりました。
バラ科シャリンバイ属の常緑低木種で、雌雄同株の両性花です。
枝先に<円錐花序>をつけ、梅に比べやや厚ぼったい感じの白い5枚の花弁を咲かせます。
果実 は球果で、秋口から冬にかけて藍黒色に熟します。
「葉」は青々と濃い色が特徴ですが、春先の新芽には(花の右側あたり)、表面に褐色の軟毛が生えていますが、成長と共に毛はなくなります。
以前は近縁のキョウチクトウ科デプラデニア属に分類されていましたので、いまだに【デプラデニア】の名称で通っていますが、今はマンデビラ属に分類されています。
原産地は、メキシコからアルゼンチンにかけての熱帯に分布しており、常緑つる性草木種として、約100種類ほどが確認されています。
品種改良で花径15センチにもなる大きな花もあるようで、風車のような重なった5弁花と漏斗状の花姿が特徴です。
蕾は朝顔に似た感じで、同じく<つる>で伸びていますので、目に止まれば、すぐに分かる花だとおもいます。
<アマリリス>は、ヒガンバナ科ヒッベアストルム属の園芸品種の総称で、原産地は南アメリカで約70種ほどが分布しています。
以前はヒガンバナ科のアマリリス属に分類されおり、その名残りでそのまま呼ばれていますが、現在では「ベラドンナリリー」のみがアマリリス属です。
正式な学名の<ヒッペアストルム・ヒブルドウム>では、とても覚えきれません。
花径20センチは超えている大きさで、6枚の花弁には面白い模様が見られます。
花茎に2~6個の花を咲かせますので、見ごたえのある花の一つです。
<八重咲き> の花とは、また違う雰囲気の一重咲きの豪華さです。
<アマリリス>というのは、ローマの詩人ヴェルギウスが作った詩歌の中に出てくる、羊飼いの娘の名前に因んでいます。
この<アマリリス>の色合いからでは、おてんばな少女しか浮かんできません。
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