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枝の葉も茶色く変色しているなか、けなげにも白い可憐な【シロクジャク(白孔雀)】が、一輪だけ咲いていました。
キク科シオン属の【シロクジャク】は植物学的な名称ではなく、「クジャクアスター」の園芸品種としての名称です。
耐寒性のある多年草として、草丈60~150センチ程度、茎の下部は木質化していき、たくさん分枝した株立ちとなり、葉は小さい針状で互生しています。
花径15ミリ、舌状花は白色、筒状化は黄色ですが、開花時間が経つと赤褐色に変化していきます。
枯葉で埋もれた地面の中から花茎を伸ばし、元気に開花している【うらら】です。
千葉県八千代市にある<京成バラ園芸>の<平林浩>氏が1995年に作出、同年のJRC[Japan Rose Concours]の金賞を受賞しています。
四季咲き性のフリバンダ系、花径8~10センチの高芯丸弁咲きの中輪で、花弁数は30枚程度、微香、株は横張りになりますが花付きも良く、樹高も1メートル程度とコンパクトな株姿の人気品種です。
<シンビジューム>の鉢物が、よく出回る時期になりました。
写真の<シンビジューム>は、徳島県美馬市にあります<河野メリクロン>が、2010年3月18日に品種登録番号第19449号を取得している【舞(まい)うさぎ】で、「スイートピンキー」に「スーパーライン」を交配させて選抜されています。
全体的にとても淡い桃色のグラデーションがきれいで、花茎も太く、全体の造りがしっかりとした株です。
花径8~9センチの花が集まった花茎は、確かに兎が舞うような軽やかなイメージを彷彿させてくれます。
<ポインセチア>は、トウダイグサ科ユーフォルビア属の植物ですが、この製品は「サントリーフラワーズ」の改良品種で<プリンセチア>と呼ばれているシリーズのひとつです。
サントリーの<プリンセチア>の名称は、「プリンセス」と「ポインセチア」に由来しています。
淡い白黄色の葉(苞葉) はすでに見ていますが、純白の葉(苞場)は初めてで、まさに品種名通り「雪」を彷彿させる白さです。
<ポインセチア>といえば、「赤色」一辺倒でしたが、 「紫色」や「金色」 までもが出回り、 多彩な彩りが楽しめる時代になりました。
今週は明らかに二度咲きの 「ユキヤナギ」 を取り上げましたが、この【ウンナンオウバイ】は、二度咲きなのか、早咲きなのかの判断ができません。
モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属の常緑広葉樹ですので、葉も青々と茂らせていますが、ちなみに「オウバイ」は同じ属ですが、こちらは常緑ではなく落葉してしまいます。
本来は春先の3月~5月に開花する 【ウンナンオウバイ(雲南黄梅)】 ですが、花芽形成は秋ですので早咲きかなとも考えられます。
花の少ない時期だけに、花径も3~4センチある黄色の花は目立ちます。
この時期に花径13センチばかりの大輪の深紅色の<バラ>が見事で、しかも花弁はベルベットのような感触を持つ【ヘルツアス】は、ドイツ語で「ハートのエース」という意味です。
花弁質が良く雨にも強い品種で半剣弁高芯咲き、枝変わりのつる性もありますが、本種は樹高100センチほどで棘も多くありません。
開花に従い芍薬咲きとなる見事な花姿で、葉も濃い緑色できれいです。
1998年、ドイツのバラの名門<タンタウ>社が育成された品種で、同社の<バラ>として 「ヘルムット・コール・ローズ」 や 「アウグスタ ルイーゼ」 などを取り上げています。
花茎長80センチばかりに18~23輪着花する【セレブの集い】で、名称通り豪華な花姿をしています。
徳島県美馬市にあります<河野メリクロン>が、2013年3月9日に品種登録された<シンビジューム>で、認定番号は「21572」です。
10年に一度開催される世界最大の園芸博覧会「2012フェンロー国際園芸博覧会(フロリアード2012)」に出品され、9.0以上の高得点を得た品種です。
華やかな濃い赤系の美しく整った花弁と<リップ>中央の黄色が目立ち、同社の 「福娘」 とよく似ていますが、<ペタル>の中央部の色、<リップ>周辺の色が違いますので、区別できます。
以前には赤色の<バラ>として 「キックオフ」 を紹介していますが、 同じ<バラ>の育種家<寺西菊雄>さんが、2000年に作出した【ニュー・ウェーブ】です。
その名の通り、ヒラヒラとした花弁の形状が特徴的で八重咲きですが、特に「波状弁咲き」と呼ばれ人気があります。
薄紫色~薄茶~灰色の間で花色が変化し、花径10センチばかりの中大輪、爽やかな香りを持つ四季咲きの<バラ>です。
多肉植物が密集した植え込みの中に、名称通り赤銅色の【ブロンズ姫】を見つけました。
右下に見えているみずみずしい緑色の植物は、 「ゴーラム」 です。
多肉植物として、ベンケイソウ科グラプトペタルム属に分類されていますが、原種ではなく交配させた園芸品種です。
株の中心から新しい芽を出し、放射状に広がり、葉は上から見ると先端の尖った楕円形をしており、肉厚で裏側が大きく膨らんでいますので横から見ると三角形に見えます。
赤銅色も季節や環境によって色が薄くなり、緑色がかった色合いになります。
主な開花時期は春から初夏で、花茎をのばしその先端に黄色の5弁花を数輪咲かせます。
春先に白い小さな花を密植させて咲き誇る景色は壮観ですが、この時期にポツリと「二度咲き」している【ユキヤナギ】もよく目立ちます。
葉の紅葉もきれいなバラ科シモツケ属の落葉低木ですが、まだ葉も少しばかり残っています。
「二度咲き」は、「返り咲き」とも「狂い咲き」とも言われていますが、【ユキヤナギ】に限らず、多々多くの花で見かける現象として、いまだ「二度咲き」する要因は解明されていません。
冷たい風に揺れる小さな白い花、可憐さよりも豪儀な姿だと感じてしまいます。
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