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同じユリ科ネギ属ですので、 「ニラ」 とよく似た花姿の【アリウム・コワニー】です。
園芸店では【アリウム・コワニー】と表示されていますが、正式な学名は「アリウム・ネアポリタヌム」です。
属名の「アリウム」は古いラテン語の「ニンニク」に由来、「匂い」という意味を持ち、茎などを切るとネギらしい匂いが漂います。
30~40センチの長い花茎に、やや長い花柄を持つ花径1~2センチばかりの白い6弁花を、散形花序に15~20個咲かせる多年草です。
樹高1~1.5メートルほどになる【コデマリ(小手毬)】ですが、直径40センチばかりの鉢植えで咲いているのを見つけました。
バラ科シモツケ属の落葉低木で、原産地は中国、日本には江戸時代以前に渡来しているようで、古名として「スズカケ(鈴掛)」の別名があります。
春先に5弁花の花径7ミリほどの小さい花を密集して咲かせ、この形が小さな毬に見えることから名前が付けられました。
よく似た名称に「オオデマリ」や「ヤブデマリ」がありますが、こちらはスイカズラ科の植物で本種とは別物です。
寒さに強く土壌も選ばず、剪定もあまり必要がないために手入れが簡単で、庭木や公園などの植栽に広く使われています。
某マンションの<生け垣>に足が止まりました。
左はいききとした色合いなのですが、不思議なことに右半分はなぜか枯れてしまっています。
葉を観察して見ますと【コノテガシワ(児の手柏・側柏)】で、ヒノキ科コノテガシワ属唯一の現生種です。
中国北部・朝鮮に分布する常緑針葉樹で、現地では樹高20メートルまで成長、日本には江戸時代に渡来しています。
雌雄異株で花期は3月~4月頃、雌花は淡紫緑色、雄花は黄褐色で、実る球果は<つの>のある独特の形をしています。
枝を密に出してほぼ直立し、ヒノキ属の葉のように表裏の区別はなく、枝が上方に伸びていく姿が子供が手をあげている形に似ていて、和名の由来になっています。
園芸品種としてよく花壇で見かける 「キンセンカ」 の標準和名は、「トウキンセンカ(唐金盞花)」といい、江戸時代に渡来、多くの品種があり花径も4センチ以上あります。
「キンセンカ」に比べて花径が2~3センチと小さいために【ヒメキンセンカ】と呼ばれ、キク科キンセンカ属の一年草で、今では帰化植物として定着しています。
別名も多く、我が国には10世紀ごろに「キンセンカ」よりも先に渡来したと推測されていますので「ホンキンセンカ(本金盞花)」、また耐寒性が強く11月頃から春先にかけて咲いていますので「フユシラズ(冬知らず)」とも呼ばれています。
茎はやや横にはって広がり、互生で披針形をしており、花色は黄色~橙色で花の少ない冬場だけによく目立ちます。
自宅の近くにあります公園の片隅に、早くも<アヤメ>が咲いていました。
<アヤメ>は山谷の草地に自生し、他のアヤメ属の「ノハナショウブ」や「カキツバタ」のように湿地に生えることは稀ですので、見分けるひとつの要因になります。
アヤメ科アヤメ属の多年草として、一般的には5月頃に花径8センチ前後の青紫色の花を1~3個咲かせ、前面に垂れ下がった<外花被片>に網目の模様が入るのが特徴で、和名の由来になっています。
中国から渡来した<アヤメ>の仲間に、「逸早く咲く」ということで<一初>という品種がありますが、それではないかなと眺めておりました。
< サントリーフラワーズのホームページより借用 >
<サントリーフラワーズ>のメールマガジンにて、2月中旬から新しい【ペチュニア】の品種として(サフィニアマックス】)販売されることを知りました。
<サントリーフラワーズ>は、1989年から【ペチュニア】を改良した 「サフィニア」 を販売してきています。
「サフィニア」の株は草丈15~25センチ程度で横に広がりますが、この【サフィニアマックス】は、草丈30~50センチと高く盛り上がり、株の横張り具合いも100~160センチとかなり大ぶりです。
梅雨や酷暑・病気にも強く、大きく成長しても水枯れから回復しやすい性質で、ガーデニングとして人気が高まるかなと、いまから目にするのを楽しみにしています。
<シンビジューム>は、ラン科シュンラン属の植物ですが、「苺」はバラ科オランダイチゴ属ですので、紛らわしい名称で少しばかり抵抗感があります。
丸みのある花弁に深みのある桃色の花弁と、濃い赤紅色のリップが印象的ですので、熟した「苺」を連想するのも当然かもしれません。
山梨県甲州市にある<向山蘭園>が育成、2009年7月31日に登録された品種です。
静岡県浜松市にあります和菓子処<しず花>には、『いちごの雫』という 「章姫」 を薄い求肥だけで包んだ和菓子がありますが、「いちご大福」のように餡で包まれていませんので、一度は食して見たい和菓子です。
寒さに強い 【ニオイスミレ(匂菫)】 が、草丈10センチばかりに匍匐するハート型の葉の合間から顔をのぞかせていました。
スミレ科スミレ属の多年草で、左右対称形の5弁花、俗にいう「すみれ色」の明るい藍色が基本ですが、薄紫・白・淡い桃色等も見かけます。
種子や根茎には、神経毒である<ビオリン>や<サポニン>等が含まれていますので要注意です。
紀元前320年ごろにはすでにギリシアなどで栽培されており、学名の「ビオラ・オドラータ」、または英名の「スイートバイオレット」などで表示されたりもしています。
大開駅にほど近いところに<珈琲専門店「杏」>があり、その植え込みにきれいに咲き誇っています【フリュイテ】です。フランス語の「フルーティな」という形容詞にあたり、別名として「テキーラ」とも呼ばれています。
花弁はオレンジ色から外側に向かって赤色のグラデーションが楽しめる複色の<バラ>で、1985年にフランスの<メイアン社>が作出、1984年ジュネーブ国際コンクールにて銀賞を受賞しています。
花径8センチばかりの中輪で半剣弁高芯咲き、四季咲き性で花付きがよく強健な品種です。
店名の「杏」から、杏色は色彩検定問題では「柔らかいオレンジ色」となっていますが、店主は意識されてこの<バラ>を選ばれたのではないかなと推測しています。
白地に明るい桃色が入る複色がきれいな、【ビリリアント・ピンク・アイスバーグ】です。
四季咲き性で春先から晩冬まで、たくさんの花を咲かせて楽しませてくれる品種で、秋の花は全体的にワインレッドの雰囲気に発色してくれます。
フォロリバンダ系の半八重平咲きで、花弁数は18~24枚、花径6センチばかりの中輪咲きで、花付きの良い房咲きです。
1995年オーストラリアの<Lilia Weatherly>が作出、銘花 「アイスバーグ」 の枝変わり品種です。
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