- Hashtag "#花" returned 2107 results.
某マンションの<生け垣>に足が止まりました。
左はいききとした色合いなのですが、不思議なことに右半分はなぜか枯れてしまっています。
葉を観察して見ますと【コノテガシワ(児の手柏・側柏)】で、ヒノキ科コノテガシワ属唯一の現生種です。
中国北部・朝鮮に分布する常緑針葉樹で、現地では樹高20メートルまで成長、日本には江戸時代に渡来しています。
雌雄異株で花期は3月~4月頃、雌花は淡紫緑色、雄花は黄褐色で、実る球果は<つの>のある独特の形をしています。
枝を密に出してほぼ直立し、ヒノキ属の葉のように表裏の区別はなく、枝が上方に伸びていく姿が子供が手をあげている形に似ていて、和名の由来になっています。
園芸品種としてよく花壇で見かける 「キンセンカ」 の標準和名は、「トウキンセンカ(唐金盞花)」といい、江戸時代に渡来、多くの品種があり花径も4センチ以上あります。
「キンセンカ」に比べて花径が2~3センチと小さいために【ヒメキンセンカ】と呼ばれ、キク科キンセンカ属の一年草で、今では帰化植物として定着しています。
別名も多く、我が国には10世紀ごろに「キンセンカ」よりも先に渡来したと推測されていますので「ホンキンセンカ(本金盞花)」、また耐寒性が強く11月頃から春先にかけて咲いていますので「フユシラズ(冬知らず)」とも呼ばれています。
茎はやや横にはって広がり、互生で披針形をしており、花色は黄色~橙色で花の少ない冬場だけによく目立ちます。
自宅の近くにあります公園の片隅に、早くも<アヤメ>が咲いていました。
<アヤメ>は山谷の草地に自生し、他のアヤメ属の「ノハナショウブ」や「カキツバタ」のように湿地に生えることは稀ですので、見分けるひとつの要因になります。
アヤメ科アヤメ属の多年草として、一般的には5月頃に花径8センチ前後の青紫色の花を1~3個咲かせ、前面に垂れ下がった<外花被片>に網目の模様が入るのが特徴で、和名の由来になっています。
中国から渡来した<アヤメ>の仲間に、「逸早く咲く」ということで<一初>という品種がありますが、それではないかなと眺めておりました。
< サントリーフラワーズのホームページより借用 >
<サントリーフラワーズ>のメールマガジンにて、2月中旬から新しい【ペチュニア】の品種として(サフィニアマックス】)販売されることを知りました。
<サントリーフラワーズ>は、1989年から【ペチュニア】を改良した 「サフィニア」 を販売してきています。
「サフィニア」の株は草丈15~25センチ程度で横に広がりますが、この【サフィニアマックス】は、草丈30~50センチと高く盛り上がり、株の横張り具合いも100~160センチとかなり大ぶりです。
梅雨や酷暑・病気にも強く、大きく成長しても水枯れから回復しやすい性質で、ガーデニングとして人気が高まるかなと、いまから目にするのを楽しみにしています。
<シンビジューム>は、ラン科シュンラン属の植物ですが、「苺」はバラ科オランダイチゴ属ですので、紛らわしい名称で少しばかり抵抗感があります。
丸みのある花弁に深みのある桃色の花弁と、濃い赤紅色のリップが印象的ですので、熟した「苺」を連想するのも当然かもしれません。
山梨県甲州市にある<向山蘭園>が育成、2009年7月31日に登録された品種です。
静岡県浜松市にあります和菓子処<しず花>には、『いちごの雫』という 「章姫」 を薄い求肥だけで包んだ和菓子がありますが、「いちご大福」のように餡で包まれていませんので、一度は食して見たい和菓子です。
寒さに強い 【ニオイスミレ(匂菫)】 が、草丈10センチばかりに匍匐するハート型の葉の合間から顔をのぞかせていました。
スミレ科スミレ属の多年草で、左右対称形の5弁花、俗にいう「すみれ色」の明るい藍色が基本ですが、薄紫・白・淡い桃色等も見かけます。
種子や根茎には、神経毒である<ビオリン>や<サポニン>等が含まれていますので要注意です。
紀元前320年ごろにはすでにギリシアなどで栽培されており、学名の「ビオラ・オドラータ」、または英名の「スイートバイオレット」などで表示されたりもしています。
大開駅にほど近いところに<珈琲専門店「杏」>があり、その植え込みにきれいに咲き誇っています【フリュイテ】です。フランス語の「フルーティな」という形容詞にあたり、別名として「テキーラ」とも呼ばれています。
花弁はオレンジ色から外側に向かって赤色のグラデーションが楽しめる複色の<バラ>で、1985年にフランスの<メイアン社>が作出、1984年ジュネーブ国際コンクールにて銀賞を受賞しています。
花径8センチばかりの中輪で半剣弁高芯咲き、四季咲き性で花付きがよく強健な品種です。
店名の「杏」から、杏色は色彩検定問題では「柔らかいオレンジ色」となっていますが、店主は意識されてこの<バラ>を選ばれたのではないかなと推測しています。
白地に明るい桃色が入る複色がきれいな、【ビリリアント・ピンク・アイスバーグ】です。
四季咲き性で春先から晩冬まで、たくさんの花を咲かせて楽しませてくれる品種で、秋の花は全体的にワインレッドの雰囲気に発色してくれます。
フォロリバンダ系の半八重平咲きで、花弁数は18~24枚、花径6センチばかりの中輪咲きで、花付きの良い房咲きです。
1995年オーストラリアの<Lilia Weatherly>が作出、銘花 「アイスバーグ」 の枝変わり品種です。
左党にとっては甘い香りが漂ってきそうで、なんとも悩ましい名称をしています。
「ワッフル」といえば格子状の鉄板に挟み込んで焼き上げたお菓子で、ジャムやクリームと合わせていますので、食べたことはありません。
また「タルト」も、愛媛県松山市のスライスしたカステラ生地に餡を巻いたロールケーキ状のお菓子か、皿状にした生地に果物を盛り付けた焼菓子のことだとおもいますが、これまた未経験の分野です。
桃色系の愛らしい雰囲気を漂わせてくれる<シンビジューム>、香川県善通寺市にあります<バイオ・ユー>が2009年2月26日に登録、登録番号17485号の品種です。
咲き型は抱型で、リップの濃い紅桃色の縁取りと斑点が印象的な花姿を見せてくれていますが、期待していた(?)甘い香りなどはありません。
「グレートキャティー テンダー」と「ステラフェスティバル シェリーロマンズ」とを交配、選抜された品種です。
本日は、前オランダ女王(在位1980年4月30日~2013年4月30日)の<ベアトリクス>(1938年1月31日~)のお誕生日です。
女王に捧げられた<バラ>として、ドイツの<コルデス社>が1983年に育成された品種が、この【ケニギンベアトリクス】です。
ハイブリッドティーとして四季咲きの大輪は花径11センチばかりの大きさで、半剣弁高芯咲き、強い香りを持ち、樹高は90~120センチ程度の直立性の株です。
花付き花持ちともよい品種で、矮性ですので鉢植えにも適し、花弁は橙色を基調とし黄色桃色を含む複雑な色合いが楽しめます。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account